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元駐中國(guó)大使で、公益財(cái)団法人日中友好會(huì)館顧問である谷野作太郎氏に、これまでの日中関係と今後の方向性、習(xí)主席訪日への期待、そして日中科學(xué)技術(shù)交流の重要性などについてお話を伺った。
中國(guó)の人たちはよく、「和則両利、闘則俱傷」、「相爭(zhēng)則傷、相輔則栄」と言います。このことは、日中関係に最も當(dāng)てはまると思います。
日中関係には、引き続き、多くの日本の國(guó)民の関心が集まっています。近く離任する程永華大使の送別のパーティには、安倍首相をはじめ、日本の各界から1000人を超える人々が參集しました。また、新天皇、皇后両陛下は離任の挨拶のため赴いた大使ご夫妻とお會(huì)いになり、長(zhǎng)年の労をねぎらわれました。新しい駐日大使として赴任する孔鉉佑大使も程大使同様、日本通として知られた人ですので、ご活躍をご期待したいと思います。
<リーダー同士が會(huì)って信頼関係を深めることが重要>
――6月末に日本で開催されるG20に中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席が出席する予定ですが、國(guó)家主席に就任して以來、初めての來日となります。習(xí)主席の訪日にどのようなことを期待されますか。
谷野:せっかく始まった日中関係の歯車の動(dòng)きを止めてはなりません。日中問題において、特に大きな役割を擔(dān)うのは、両國(guó)の政治のリーダーたちです。そして、その際、リーダーに求められるのは、強(qiáng)い政治的リーダーシップと移ろいやすい折々の世論に流されない大いなる勇気と志です。
その意味で、両國(guó)の政治の最高レベルの方が、ひんぱんに會(huì)って、お互いの間の溫もり、信頼関係を確かめ合い、そのことをそれぞれの國(guó)民に見せてゆくことが必要です。
戦後、ヨーロッパ、とくにドイツとフランスにおいては、それぞれの政治の指導(dǎo)者が、長(zhǎng)年にわたってそのような努力を積み重ねてきました。その上に今日のヨーロッパ、EUがあることを私たちは知っています。もっとも、そのEUも最近、英國(guó)のEUからの離脫問題をめぐってゴタゴタしていますが…。
6月の習(xí)主席の訪日は、G20という國(guó)際會(huì)議參加を目的としたものです。従って、この機(jī)會(huì)に、安倍総理との間で十分時(shí)間をとって、いろいろと話し合うことはむずかしいでしょう。また、日本の地方への訪問も時(shí)間的制約もあってむずかしいかもしれません。とすれば、習(xí)主席には、早ければ、今年中にも機(jī)會(huì)を改めて、日本政府の國(guó)賓として、再度日本を訪問していただきたいと思います。
<日中が科學(xué)技術(shù)の分野で新しい世界を切り開く>
――急速に経済発展を続けてきた中國(guó)は、近年、科學(xué)技術(shù)の分野でも存在感を著実に増しています。日本と中國(guó)との科學(xué)技術(shù)交流の重要性について、どのようにお考えですか。
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