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「沙県小吃」「小肥羊」――この文字を見(jiàn)ても、中國(guó)で人気の飲食店チェーンと気づく日本人は少ないのではないだろうか。近年、日本ではあまりなじみのないチェーンや地方料理店の出店が増えている。
「沙県小吃」「小肥羊」――この文字を見(jiàn)ても、中國(guó)で人気の飲食店チェーンと気づく日本人は少ないのではないだろうか。近年、日本ではあまりなじみのないチェーンや地方料理店の出店が増えている。その背景には何があるのか。商売として成り立っているのか。今後、どのような狀況が出現(xiàn)するのか。関係者への取材も交えて探った。
【日本人にとって“異邦人”が繁華街に進(jìn)出】
東京23區(qū)內(nèi)の主要駅のひとつである池袋駅の北口から歩いて1~2分の場(chǎng)所に「張亮麻辣燙」という料理店がある。麻辣燙(マーラータン)とはいわゆる四川料理の一種。舌がしびれる辛さが特徴の鍋料理だ。
店の前にいた20代の日本人男性に、この店を知っているかと聞いてみた。たまたま、同じビルにある別の店を利用しに來(lái)ただけで、どんな料理を出す店かも知らないという。中國(guó)料理の店と伝えると、「『麻』の字があるから、麻婆豆腐系ですかね?」という答えが返ってきた。
中國(guó)でなら「麻辣燙」と聞けば、だれもが分かるだろう。まして「張亮麻辣燙」は人気のチェーンだ。どんな料理かも、価格帯も見(jiàn)當(dāng)がつく。だから、多くの人が安心して入店する。しかし日本では、料理名からもチェーン名からも「ブランド効果」は望めない。まさに“見(jiàn)知らぬ異邦人”のような店が、東京の繁華街に進(jìn)出しているわけだ。
【在日中國(guó)人をターゲットにするビジネスモデル】
「張亮麻辣燙」池袋店の店員に話を聞いた??亭?~9割が中國(guó)人で、留學(xué)生のように日本に長(zhǎng)期滯在する人が特に多いという。池袋には中國(guó)人が多く住んでいるため、本國(guó)の味を提供すれば來(lái)店者も多いだろうと考えて出店した。日本人客の多くはサラリーマンで、常連もいる。ただ、日本人はしびれる辛さのマーラータンが不慣れなようで、客數(shù)としては増えていない。
池袋からJRで2駅離れた高田馬場(chǎng)では、今年(2018年)6月に「沙県小吃」という店がオープンした。福建省三明市沙県をルーツとした庶民派食堂で、中國(guó)全土で6萬(wàn)店以上を展開(kāi)する大規(guī)模チェーンだ。
店長(zhǎng)の毛偉明さんは沙県出身で現(xiàn)在27歳。7年前に留學(xué)生として來(lái)日した。日本に故郷の味を提供する店がなかったため、再現(xiàn)しようと思ったのがきっかけだった?!干潮h小吃」のチェーンは國(guó)有企業(yè)?沙県小吃集団有限公司が運(yùn)営しており、開(kāi)店にあたって毛さんは、沙県政府などの支援を受けることができた。
日本人客もよく訪れるが、やはり主力は中國(guó)人だ。それも留學(xué)生が大半を占めている。店は繁盛している。オープンして半年にもならないのに、埼玉の「西武園ゆうえんち」で11月10日に2店舗目を開(kāi)店させた。
この高田馬場(chǎng)も、中國(guó)人が多い地域だ。いずれの店も、中國(guó)人を集客することを念頭に場(chǎng)所を決めた?!干潮h小吃」に日本人客がより多い理由は刺激的な味付けが少ないためとも考えられるが、いずれの店も中國(guó)人を主なターゲットにするビジネスモデルが成功した點(diǎn)で同様だ。
【在日中國(guó)人の懐具合の向上で新たな狀況が】
新たなタイプの中國(guó)料理店が増えている原因について、全日本中華料理?ホテル支援協(xié)會(huì)の程顕斉會(huì)長(zhǎng)に話を聞いた。程會(huì)長(zhǎng)は來(lái)日25年で、飲食店でのアルバイト、飲食店経営など、長(zhǎng)年飲食業(yè)界に攜わってきた。日本での中國(guó)料理の発展を見(jiàn)てきただけに、日本における中國(guó)料理界の第一人者とも呼ばれる人物だ。
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