2025年4月25日、仏國(guó)際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國(guó)語(yǔ)版サイトは、中國(guó)が重要金屬の輸出規(guī)制を強(qiáng)化したことで世界のサプライチェーンに影響が出ていると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)が世界最大の生産量を誇り、クリーンエネルギーや半導(dǎo)體製造、國(guó)防産業(yè)で重要な役割を果たしているアンチモン、ゲルマニウム、ガリウムの重要金屬3種類について、中國(guó)政府が23年から順次輸出規(guī)制のリストに追加し、24年12月に米國(guó)向けの輸出を全面的に禁止したと紹介。一連の措置により、中國(guó)は鉱産物の採(cǎi)掘と精製において築き上げた支配力を一層強(qiáng)化できるようになったとした。

その上で、輸出制限措置の実施以降、輸出量は引き続き減少しており、特に歐州のバイヤーがサプライチェーンからほぼ排除されたと指摘。中國(guó)稅関當(dāng)局が20日に発表した最新データによると、24年1?3月の中國(guó)のアンチモン製品輸出は前年同期比57％減、ゲルマニウム製品は同39％減となり、ガリウムの輸出についても輸出制限実施前の水準(zhǔn)を大きく下回ったと伝えた。

また、中國(guó)政府が今月、これらの3種類のほかに7種類のレアアース元素を新たに輸出規(guī)制リストに加えたことを明らかにし、今後どの程度輸出が許可されるのかや輸出許可の承認(rèn)速度について注目が集まっていると紹介。輸出業(yè)者の間では、承認(rèn)に數(shù)カ月を要し、特に米國(guó)向けではさらに長(zhǎng)い時(shí)間待たされる可能性があるとの見(jiàn)方が出ているとした。

記事は、中國(guó)の輸出減少によって海外のバイヤーが代替供給源を探すために動(dòng)き始め、世界的な価格上昇を引き起こしたと紹介。中國(guó)國(guó)內(nèi)の価格も安定的に上昇しており、18日現(xiàn)在の中國(guó)のアンチモン現(xiàn)物価格は1トン當(dāng)たり23萬(wàn)元（約460萬(wàn)円）と過(guò)去最高値を更新し、今年に入ってからすでに約70％値上がりしたと伝えた。（編集?翻訳/川尻）