中國(guó)で初めて中國(guó)民用航空の耐空規(guī)定に基づいて自主開(kāi)発された大型水陸両用機(jī)「鯤竜」AG600が20日、北京で中國(guó)民用航空局の型式証明（TC）を取得しました。これは同機(jī)の設(shè)計(jì)が耐空基準(zhǔn)を満たしており、その開(kāi)発が順調(diào)に成功し、市場(chǎng)參入の「許可証」を得たことを意味しています。

AG600機(jī)は、中國(guó)が緊急救助システムや國(guó)の自然災(zāi)害防止システムの構(gòu)築ニーズに合わせて開(kāi)発した大型航空機(jī)であり、世界最大の離陸重量を誇る民間用水陸両用機(jī)でもあります。飛行機(jī)と船の特徴と機(jī)能を併せ持ち、空を飛ぶことも、海を航行することもできます。最大離陸重量は60トンで、最低水平飛行速度は時(shí)速220キロメートルで、実用最大航続距離は4500キロメートルに達(dá)します。消火、物資輸送、通信中継などさまざまなミッションを柔軟に遂行することができることから、多目的の大型航空プラットフォームとなります。

AG600機(jī)は2012年に型式証明を申請(qǐng)し、2016年に最終組立を完了してラインオフしました。2017年に広東省珠海で陸上での初飛行に成功し、2018年には湖北省荊門(mén)で水上初飛行、2020年には山東省青島で海上での初飛行に成功しました。今年2月には最終的な認(rèn)証試験飛行を終えていました。（提供/CRI）