中國地震臺ネットワークは北京時(shí)間28日午後2時(shí)20分ごろ、ミャンマー國內(nèi)の北緯21．85度、東経95．95度付近でマグニチュード（M）7．9の地震が起きたことを観測しました。震源の深さは30キロでした。震央（震源地から真上の地表）から中國までは最短で294キロで、中國南西部の雲(yún)南省瑞麗市政府所在地から震央までの距離は310キロ離でした。雲(yún)南省の西雙版納（シーサンパンナ）、麗江、大理の各地では強(qiáng)い揺れを感じました。また、タイ北部のチェンマイ、メーホンソンなど各地でも強(qiáng)い揺れを感じ、メーホンソンの一部景勝地では建物倒壊などの被害が出ました。また、震源地付近で北京時(shí)間午後2時(shí)32分ごろにマグニチュード6．4の余震が発生しました。

瑞麗市では社會の秩序がほぼ保たれ、交通や通信は正常です。ただし、市中心部の財(cái)富広場では壁の一部が脫落して落下したために、2人が軽傷を負(fù)いました。2人は病院に運(yùn)ばれ、手當(dāng)てを受ました。今のところ、それ以外の死傷者情報(bào)はありません。また地震により老朽化した家屋の多くに被害が出たために、調(diào)査を進(jìn)めているとのことです。

雲(yún)南省応急管理庁が地震発生を受けてただちに対策を手配したことで、雲(yún)南省地震予防災(zāi)害救助指揮本部と雲(yún)南省災(zāi)害予防対策委員會が作業(yè)に取り組んでいます。雲(yún)南省応急管理庁は作業(yè)チームを現(xiàn)場に派遣し、救援に當(dāng)たっています。

中國地震臺ネットワークの専門家によれば、地震が発生したのはミャンマー弧で、ヒマラヤ造山帯の東部構(gòu)造にあるため地殻の変形が強(qiáng)くて地震活動が活発で、一連の南北方向の構(gòu)造と斷層が存在するヒマラヤ地震帯の地震最多発地域です。

1900年から現(xiàn)在までに、今回の地震の震源から300キロの範(fàn)囲內(nèi)でマグニチュード7以上の大きさの地震は10回発生しました。最も強(qiáng)かった地震は1921年5月23日にミャンマー國內(nèi)で発生したマグニチュード8．0の地震でした。（提供/CRI）