2025年3月26日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは、ベトナムで過去最大規(guī)模の麻薬製造拠點(diǎn)が摘発されたと報(bào)じた。

記事は、ベトナム當(dāng)局が約6カ月にわたり続けてきた麻薬製造拠點(diǎn)取り締まり作戦の末に、カインホア省で過去最大の麻薬製造拠點(diǎn)を摘発し、1．4トンのケタミンを押収したと紹介。拠點(diǎn)は沿岸部のリゾート都市ニャチャンにあり今年1月に完成したばかりとみられ、製造された麻薬が販売された形跡はなかった一方で、ベトナム麻薬犯罪捜査局のグエン?バン?ヴィ局長は「拠點(diǎn)には近代的な生産ラインと高度な技術(shù)が備わっていた」とコメントしたことを伝えている。

そして、今回の摘発作戦では警察官約200人が動(dòng)員され、中國人4人、臺(tái)灣人3人、ベトナム人4人の計(jì)11人を逮捕した。現(xiàn)地警察當(dāng)局は中國當(dāng)局からの情報(bào)として麻薬製造ネットワークを運(yùn)営している疑いのある51歳の臺(tái)灣人の男を昨年8月よりマークしており、この男は麻薬製造に用いるとみられる大量のガラス管をベトナムに持ち込んでいた疑いがあるとした。

記事は、ベトナムが世界で最も厳しい麻薬法を持ち、裁判所が頻繁に死刑判決を下していること、600グラム以上のヘロインまたは2．5キロ以上のメタンフェタミンを所持していた場合には死刑が宣告されることに言及し、昨年12月には600キログラム以上のヘロイン、ケタミン、メタンフェタミンなどの麻薬を密売した罪で27人が死刑判決を受けたと紹介している。（編集?翻訳/川尻）