人型ロボットが日常生活シーンにますます進出―中國

人民網(wǎng)日本語版    2025年3月27日(木) 5時30分

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次世代スマートターミナルデバイスである人型ロボットの発展は今、どの段階にあるのだろうか?

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世界初となる人型ロボットのハーフマラソン大會が4月に北京市の経済技術(shù)開発區(qū)(北京亦荘)で開催される予定で、人型ロボットが再び大きな話題となっている。

その他の寫真

次世代スマートターミナルデバイスである人型ロボットの発展は今、どの段階にあるのだろうか?そして各家庭に普及するようになるまで、あとどのくらいかかるのだろうか?

工場で作業(yè)員に

3月初め、優(yōu)必選(ubtech)は浙江省寧波市にある中國の高級電気自動車(EV)ブランド「極氪(ZEEKR)」の5Gスマート工場で、複數(shù)のシーンに導(dǎo)入されている人型ロボットの協(xié)同訓(xùn)練を?qū)g現(xiàn)し、數(shù)十臺の産業(yè)用人型ロボット「Walker S1」が生産ラインでピッキングや運搬、精密組立といった作業(yè)をこなしている。傅利葉智能(Fourier Intelligence)の人型ロボットは、上汽通用汽車(GM)の上海市金橋にある高級自動車工場や次世代バッテリー「アルティアム」のギガファクトリーで「実習(xí)」を始めており、帯電?高圧部品の組立や高精度操作といった作業(yè)を展開している。

商業(yè)エリアでサービススタッフに

楽聚(LEJU Robotics)の人と同じサイズの人型ロボットは、江蘇省蘇州市の「低空経済(低空域飛行活動による経済形態(tài))」発展展示館に「就職」し、スマート解説員として働いている。また、魔法原子(MagicLab)の人型ロボットは、自動車ディーラーの「営業(yè)スタッフ」となり、客の呼び込みや車の性能などを客に説明する仕事をしている。

極端な環(huán)境下での作業(yè)員に

電力配送會社?國家電網(wǎng)の電力特化型人型ロボットは氷點下40度の極寒や80度の高溫に耐えることができるほか、山奧などの環(huán)境下で、高精度で故障箇所を見つけることができる。

各家庭のサポートスタッフに

工業(yè)における応用と異なり、人型ロボットの各家庭における応用には技術(shù)のアップデートが必要となる?,F(xiàn)時點で、すでに一部の企業(yè)がその模索を行っている。例えば、「智元ロボット」の人型ロボットは、データ収集工場において、服のアイロンがけやトイレ掃除、食器洗浄機操作などの訓(xùn)練を受けている。


浙江省ロボット産業(yè)発展協(xié)會の宋偉(ソン?ウェイ)事務(wù)局長は、「現(xiàn)在、工業(yè)ロボットは固定のプログラミングが採用され、プロセス化されたものがほとんどだ。技術(shù)が進歩するにつれて、人型ロボットは今後、さまざまなタスクを?qū)g行できるようになり、スマート性が高くなり、生産がより立體的で、効率も高まるだろう」との見方を示した。

取材では、上記の応用のほか、業(yè)界內(nèi)で現(xiàn)在、人型ロボットの応用の潛在的価値が継続的に模索されていることが分かった。宋秘書長によると、人型ロボットは醫(yī)療やリハビリ?介護、教育、アラートといった分野で応用の可能性を秘めていることが分かっている。


応用シーンが継続的に拡大していることは、人型ロボットの業(yè)界が急速に発展していることを裏付けている。

中國情報通信研究院が発表した「人型ロボット産業(yè)の発展研究報告(2024年)」は、「今から2028年までに、中國の完成ロボットの市場規(guī)模は20億~50億元(約400億~1000億円)に、2035年までに約500億元(約1兆円)に拡大するだろう。2045年以降、使用中の人型ロボットは1億臺を超え、各業(yè)界や分野で普及し、完成ロボットの市場規(guī)模は約10兆元(約200兆円)レベルに達するだろう」と予想している。

価格を見ると、人型ロボットの価格は10萬元(約200萬円)から200萬元(約4000萬円)までと幅広い。


杭州愛音科技の趙晗(ジャオ?ハン)総経理は、「現(xiàn)在、人型ロボットは比較的高価だ。パソコンが登場したばかりの時と同じで、ユーザーのニーズを探っている段階だ」とする。

実際には、人型ロボットの初期段階の研究開発のコスト、サービスチーム、引き渡しチームのカスタマイズサービスといった要素が、最終的な価格に影響を及ぼす。人型ロボットの価格にはハードウェアやソフトウェアだけでなく、長期にわたるメンテンナンスなどにかかる費用も含まれている。


深セン安培竜科技?フォースセンサー研究開発部の陳君傑(チェン?ジュンジエ)高級研究開発総監(jiān)は、「自主研究開発やサプライチェーンの最適化、例えば、輸入のサーボモータの代わりに中國國産のサーボモータを使うほか、革新的な製法を採用することで、1臺當(dāng)たりのコストを10萬元以內(nèi)に抑えることができる」と説明する。

技術(shù)的に見ると、業(yè)界內(nèi)では人型ロボットを工業(yè)?製造や商業(yè)サービスといった分野で幅広く応用と検証をした上で、家庭向けの市場に進出し、技術(shù)的基礎(chǔ)を固めなければならないという見方が一般的だ。

華院計算技術(shù)(上海)の龔皆賢(ゴン?ジエシエン)市場総監(jiān)は、「家庭のシーンを見ると、人型ロボットは依然として機能型からエージェントへの移行の段階だ」と述べた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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