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中國の各都市は人口規(guī)模と経済力の雙方で存在感を向上させることを目標に掲げている。寫真は安徽省合肥市。
「兆元クラブ」と「メガシティー」のダブル達成――中國の各都市が目標に掲げるのが人口規(guī)模と経済力の雙方で存在感を向上させることだ。ひいてはこれが「超大都市」「特大都市」「1線都市」「新1線都市」といったランク付けにも影響してくる。
中國では域內(nèi)総生産(GRP)が1兆元(約20兆円)を超える都市は「兆元クラブ」と稱され、経済規(guī)模を測る上での指標となっている。2024年には河北省唐山市と安徽省合肥市がGRP1兆元の大臺を達成し、これで兆元クラブ入りを果たした都市は27を數(shù)えることとなった。中國全土のGDPの約40%を占め、地域経済の成長エンジンとしての役割を果たしている。
河北省唐山市は鉄鋼産業(yè)の一大拠點として発展してきたが、近年では新エネルギーや高付加価値製造業(yè)の育成に重點が置かれている。政府の支援を受けながら経済の多様化が進み、河北省內(nèi)で初めて1兆元クラブ入りを果たした都市となった。さらには常住人口も1000萬人を超えており、メガシティーの基準も満たしている。京津冀エリアにおける唐山市の存在感は強まるばかりだ。
安徽省合肥市も常住人口が1000萬人を超え、兆元クラブ入りとメガシティーの呼稱をダブル達成した都市の一つだ。特に24年の域內(nèi)総生産は前年比6.1%増の1兆3000億元(約26兆円)に達し、全國の都市ランキングで順位が上昇を続けている。
同市は新エネルギー自動車、人工知能(AI)などの分野で飛躍的な発展を遂げており、特に新エネルギー自動車産業(yè)では中國內(nèi)外の大手企業(yè)が相次いで投資を拡大したことで、世界的な生産拠點となった。稅制優(yōu)遇やインフラ投資を通じた企業(yè)誘致策も功を奏している。
兆元クラブとメガシティーのダブル達成が目前に迫っているのが浙江省溫州市だ。溫州市の域內(nèi)総生産は24年に9700億元に達し、25年の1兆元突破に期待が高まる。溫州市は民間経済の活力が際立っており、小商品市場の発展や海外華僑のネットワークの活用を背景に獨自の経済基盤が築かれた。溫州龍灣國際空港が資産家らの出資によって建設されたこともよく知られる。
一方、遼寧省大連市も「十四五」計畫の下、25年の1兆元クラブ入りを目指している。24年の域內(nèi)総生産は9516億9000萬元で前年比5.2%増の成長率を示した。北東アジアの物流拠點としての強みを持ち、港灣を生かした貿(mào)易?ハイテク産業(yè)の発展が進められている。なお、同市の23年における地域総生産の確定値は9113億4000萬元だった。(提供/邦人Navi)
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