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山西省で400年前の皇族の墓が発見され、瑠璃製の副葬品192點が出土しました。寫真は墓から出土した瑠璃「踏歩床」。
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山西省考古研究院は17日、中國北部に位置する山西省長治市史家荘にある明代の墓2基の発掘調(diào)査資料を発表しました。この二つの墓の墓主はいずれも明代皇族の下級ランクに屬する爵位である奉國將軍で、墓からは完全に保存されたさまざまな瑠璃製の副葬器物192點が出土しており、明末期の皇室の生活シーンや、當時の長治地區(qū)の社會や民俗を研究するために重要な現(xiàn)物資料を提供しました。
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この2基の墓は史家荘村の北約300メートルに位置し、いずれも長方形のアーチ型天井を持つレンガ構造となっています。墓から出土した器物には高価な金銀器、玉器、磁器などはないものの、墓誌3式、瑠璃製の副葬器物192點が出土し、家屋や家具、生活用品、食器、侍俑(従僕の形をした埋葬品)など墓主の衣食住に関する各方面をカバーしており、いずれも完璧に保存され種類も多種多様で、明代末期の皇族の暮らしを生き生きと表現(xiàn)しています。
墓誌によると、2基の墓はそれぞれ明崇禎壬申年(1632年)と明萬歴己丑年(1589年)に埋葬されたものです。うち1基の墓主は奉國將軍の朱恬鰠とされ、墓誌1式のほか、瑠璃製の食器や容器などが出土しています。
寫真の墓主はもう一人の奉國將軍とその夫人です。副葬品には墓誌2式と磁器油ランプ1點を除き、殘りは全部瑠璃器です?,娏鳏韦Δ铯挨工辘暇vをベースカラーとして黃色も補われており、人形、家屋、家具、食器、容器などの種類があります。
今回の発見において、構成が複雑な瑠璃製の「踏歩床」(中國の古典様式家具)など一部の出土器物は、明社會を研究する上で重要な価値があるとされています。また、これらの瑠璃製副葬品は墓の埋葬時期、墓主の身分が明確に特定されているため、複數(shù)の博物館に所蔵された瑠璃器のトレーサビリティー(追跡可能性)をたどる上で重要な參考価値があるとみられています。(提供/CRI)
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