2025年3月18日、極目新聞は、4月にマカオで行われる卓球ワールドカップの中國男子代表から樊振東（ファン?ジェンドン）が外れたことについて、當人や中國卓球協(xié)會に対して悪意ある憶測をすべきでないとする評論記事を掲載した。

記事は、中國卓球協(xié)會が18日午後に発表した來月の國際卓球連盟（ITTF）マカオ?シングルスワールドカップの中國代表選手リストで、パリ五輪男子シングルス金メダリストである樊の名前がなかったと紹介。樊はパリ五輪以降中國代表として國際大會を13大會連続で欠場しており、今回のニュースが改めてファンの間でさまざまな憶測を呼び、悪意ある批判の矛先が中國卓球協(xié)會にも向けられていると伝えた。

そして、中國男子代表の王皓（ワン?ハオ）監(jiān)督が「本人が最近の個人的な狀況を考慮して出場しないことを決定し、チームはその決定を尊重する」と発言するなど、関係者の発言を総合すると確かに樊の欠場は個人的な理由によるものだろうと考察する一方で、樊の実力が落ちたという見方については否定?！?8歳の樊は競技狀態(tài)のあらゆる面で、まさにピークを迎えている」とし、昨年10月の中國選手権では上海代表を率いて団體戦を制覇したこと、今年1月の中國グランドファイナルでは現(xiàn)役の中國代表選手を相手にわずか1敗したのみでその実力を十分に発揮したことを紹介した。

その上で、18日に樊が米MLBの開幕戦、ロサンゼルス?ドジャース対シカゴ?カブスの観戦を呼びかけたの報道に言及し、樊が現(xiàn)在「休暇を楽しんでいる」のだろうと推察。昨年末に世界ランキングから離脫した理由の一つが「少しの間休みたい」というものだったことを伝え、現(xiàn)在のリフレッシュがその主張にも合致しているとの見方を示した。

記事は、中國卓球代表は國內(nèi)で常に高い人気を誇る故にわずかな変化でもさまざまな憶測を呼んでしまい、これは中國卓球界にとって決して良いことではないと指摘。國家體育総局が「ファンコミュニティー文化」を厳しく取り締まる中、樊や中國卓球協(xié)會に対する悪意のある詮索も「ファンコミュニティー文化」の一種と言え、関係當局は重視すべきだとした。（編集?翻訳/川尻）