2025年3月19日、環(huán)球時報は、中國に拠點(diǎn)を持つドイツ企業(yè)が中國市場を手放すことは「想像できない」とするドイツメディアの報道を紹介する記事を掲載した。

記事は、中國ドイツ商會のオリバー?オームス華北?北東地區(qū)執(zhí)行理事にインタビューを行ったドイツ紙?南ドイツ新聞の16日付報道を引用。同紙によるとオームズ氏は、ドイツの次期政権が中國に対して硬軟織り交ぜた付き合い方をすることで経済的なチャンスを見出す必要があるとの認(rèn)識を示したという。

オームズ氏は、現(xiàn)在連立交渉が進(jìn)んでいる次期政権の対中戦略が現(xiàn)政権を基本的に踏襲するものになるとの見方を示すとともに、會員企業(yè)が新政権に対して「中國を確固たるパートナーとみなすこと、ドイツの経済的利益を明確に定義し、それに基づいて戦略を策定すること」を求めていると述べた。

また、中國に進(jìn)出しているドイツ企業(yè)の間で「リスク軽減」の動きが出ていることについては、中國経済が一連の課題に直面していることが関係しており、中國企業(yè)を含めて新たなビジネスチャンス模索のために近隣諸國での事業(yè)拡大を強(qiáng)化しているとしつつ、それでも中國市場は非常に重要であることに変わりはなく、中國市場からの「撤退」は考えられないとの認(rèn)識を示した。

さらに、中國リスクの軽減とは「結(jié)局のところ、どれだけ中國に依存しているかという問題」との見方に対し、オームズ氏は各企業(yè)が中國への依存関係をどう処理するかをそれぞれ自分で決定する必要があると指摘。緊迫化する米中関係の中でドイツ企業(yè)が取る姿勢として「歐州人として、特にドイツ人として中國のパートナーと建設(shè)的な協(xié)力を継続することが引き続き重要だ」と述べた。（編集?翻訳/川尻）