2025年3月7日、中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)によると、記録的な興行成績(jī)を収めている中國(guó)のアニメ映畫「哪吒之魔童鬧海（哪吒2）」について、英メディアが「ハリウッドが學(xué)ぶべき點(diǎn)は何か」と題した記事を掲載した。

英紙デーリー?テレグラフは5日に掲載した記事の中で、「哪吒2」の成功は一時(shí)的なものではなく、中國(guó)の映畫観客動(dòng)向が新型コロナのパンデミックから強(qiáng)く回復(fù)していることの表れであり、今年の中國(guó)映畫市場(chǎng)の累計(jì)興行収入が北米の興行収入を超える見通しを示すものだと評(píng)した。

また、中國(guó)の消費(fèi)者が映畫鑑賞にお金を使う意欲の高さも「哪吒2」の成功に関係しており、米國(guó)の市場(chǎng)調(diào)査機(jī)関NRGが最近行った世界的な調(diào)査によると、米國(guó)と歐州では消費(fèi)者の約35％が映畫館に足を運(yùn)ぶ意欲を示したのに対し、中國(guó)では78％に達(dá)したと伝えている。

その上で、米國(guó)のハリウッドが「哪吒2」の成功から學(xué)べることについて考察。「哪吒2」が制作段階から海外市場(chǎng)進(jìn)出を考慮せず、中國(guó)以外の市場(chǎng)の嗜好（しこう）に合わせようとする興味も示すことなく純粋に中國(guó)市場(chǎng)だけをターゲットにした作品だったことを挙げ、中國(guó)市場(chǎng)が膨大なコンテンツを有し、かつ獨(dú)立性を持った市場(chǎng)であることが証明されたと解説した。

そして、いくら「世界のほとんどの地域の観客を喜ばせることに非常に長(zhǎng)けた」ハリウッドであっても、中國(guó)の興行収入で中國(guó)映畫と覇権を爭(zhēng)っても恐らく負(fù)けることになると指摘。中國(guó)市場(chǎng)はハリウッドの巨頭にとって難攻不落な存在であるという事実を受け入れざるを得ないとした。

記事は、中國(guó)の映畫界が自國(guó)の大成功を収めた作品を引っさげて世界市場(chǎng)での爆発的な興行収入を目指して意気込んでいるなどということはなく、あくまでわが道を歩み続けようとしていることをハリウッドが理解すべきだとした上で、「長(zhǎng)期的に見ると、米中両國(guó)の映畫産業(yè)は共存することになるだろう。とりわけ重要なのは、慌てず騒がず落ち著いて前進(jìn)し続けることであり、中國(guó)の映畫興行収入は中國(guó)の映畫産業(yè)に任せるべきということだ」と結(jié)んだ。（編集?翻訳/川尻）