2025年2月28日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)のスマートフォンブランドが東南アジアのハイエンド市場(chǎng)に照準(zhǔn)を定めているとする、米メディアの報(bào)道を紹介する記事を掲載した。

記事は、米雑誌フォーチュンの25日付文章を引用。記事によると同誌は、低価格市場(chǎng)で世界的な優(yōu)位を確立した小米（シャオミ）、vivo、OPPOなどの主要なスマートフォンブランドが成長(zhǎng)を求めて高級(jí)市場(chǎng)へと進(jìn)出しようとしているとし、600ドル（約9萬(wàn)円）以上のハイエンド端末で、アップルとサムスンで90％以上のシェアを占める東南アジア市場(chǎng)に狙いを定めつつあると伝えた。

そして、通信分野の市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社IDCのアジア太平洋地域クライアントデバイス擔(dān)當(dāng)シニアリサーチマネージャーのウィル?ワン氏が「低価格市場(chǎng)でシェアを拡大する中國(guó)ブランドにとって、ハイエンド市場(chǎng)への進(jìn)出はまさに今がチャンス。これを逃せば次のチャンスは二度と來(lái)ない」との認(rèn)識(shí)を示し、すでに成熟期に入り従來(lái)のような高度成長(zhǎng)が見込みにくくなった世界のスマホ市場(chǎng)において、中國(guó)ブランドは単に販売臺(tái)數(shù)を増やすのではなく、より付加価値の高い高品質(zhì)な製品を販売して成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)する必要に迫られていると指摘したことを紹介した。

また、東南アジア地域では経済成長(zhǎng)に伴って消費(fèi)者の間でハイエンド製品への関心が高まっていることも、中國(guó)ブランドの東南アジアハイエンド市場(chǎng)進(jìn)出にとっては追い風(fēng)になると伝えた。

同誌は中國(guó)ブランドの動(dòng)きとして、OPPOが先日シンガポールで最新の折りたたみスマートフォンの発売イベントを?qū)g施したほか、華為技術(shù)（ファーウェイ）もマレーシア?クアラルンプールで開かれたイベントで世界市場(chǎng)向けに三つ折りタイプのスマートフォンを発表したことを紹介。一方、アップルも市場(chǎng)の裾野を拡大すべく低価格帯の新機(jī)種を発表する動(dòng)きを見せているものの、「その価格は599ドルで、決して低価格とはいえない」と指摘した。（編集?翻訳/川尻）