ハルビンで開催中の第9回アジア冬季競技大會（冬季アジア大會）で、中央広播電視総臺（チャイナ?メディア?グループ/CMG）日本語部記者は日本選手団の原田雅彥団長に獨占インタビューを行いました。原田団長は、ハルビンの印象や大會施設(shè)の感想、さらに中國と日本のスポーツ交流の強(qiáng)化に向けた考えを語りました。

原田団長はハルビンの印象について「とても寒いと聞いていましたが、寒さを吹き飛ばすほどの溫かい歓迎で心が溫まりました」と笑顔をみせました。また、市內(nèi)や競技會場を回り、「素敵な街並みですね。會場施設(shè)も素晴らしい所ばかりで驚いています」と評価し、「選手が100％の力を発揮できる環(huán)境が整っていて、私の選手時代よりもはるかに恵まれている。うらやましく思います」とコメントしました。また、スキー競技が行われているヤブリについては「天候が安定していて、記録が出しやすい素晴らしいスキー場が多い」と印象を語りました。

また、今回の日本選手団については「日本のウインタースポーツの將來を擔(dān)う、非常に若い選手が多く參加しています。その大事な選手たちを牽引する立場として、責(zé)任の重さを感じています」と語り、「ハルビンでの選手たちの活躍を見て、逆に自分が勵まされました。これから一緒に成長し、羽ばたいていきたいです」と、成長への期待と意気込みを見せました。

中國でも人気が高い日本フィギュアスケートについては、「フィギュアスケートは非常に華やかで魅力的な競技で、日本でも大人気です。中國にも素晴らしい選手たちがいます。両國の選手が互いに切磋琢磨することで、世界のレベルを引き上げているといっても過言ではない」と語り、「これからも協(xié)力し合って、どんどん発展してほしいと思います」と期待を示しました。

また、今大會に參加する中國選手については「どの選手も強(qiáng)くて、メダルセレモニーでも中國の國歌を何度も聞きました。これからも中國の選手は世界でどんどん活躍するだろうと感じています」と語りました。

そして、両國のスポーツ交流について、「スキーでもスケートでも、ぜひアジアの中で協(xié)力し合い、競技の強(qiáng)化だけでなく、多くの人にウインタースポーツの楽しさを広めていきたいと考えています。これからも日本と中國が仲良く協(xié)力し合っていければと思います」と語り、「私が住む北海道にも、中國からたくさんの観光客がきています。大変うれしいことです」と両國の友好と協(xié)力の重要性を訴えました。

今大會の位置付けと今後の抱負(fù)については、「この大會にはミラノオリンピックの代表選手もいます。彼らが今回活躍することで、日本でも気分も盛り上がり、身近に感じてもらえるようになる。そういった意味でも冬季アジア大會は大切な場所です」と今大會の重要性を指摘し、「選手たちには、ここでのパフォーマンスを通じて、ミラノ五輪への弾みをつけてほしい」と熱い期待を寄せました。（提供/CRI）