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新エネルギー車(NEV)の普及に伴い、2030年までに中國國內(nèi)のガソリンスタンドは大幅に淘汰。現(xiàn)在の約11萬カ所から2萬カ所減少し、9萬カ所前後になると予測される。寫真は中國のガソリンスタンド。
電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)といった新エネルギー車(NEV)の普及に伴い、2030年までに中國國內(nèi)のガソリンスタンドが大幅に淘汰される、と國営メディアが伝えた。ガソリンスタンドは現(xiàn)在の約11萬カ所から2萬カ所減少し、9萬カ所前後になると予測される。
中央広播電視総臺傘下の中國國際テレビ(CGTN)によると、中國石油経済技術(shù)研究院はこのほど北京で「2024年國內(nèi)外石油?ガス業(yè)界発展報告」を発表。24年の中國の石油見掛け消費量は7億5600萬トンに達(dá)し、前年とほぼ橫ばいであるものの、増加幅は大幅に縮小した。消費構(gòu)造の面では「交通用燃料は減少、化學(xué)工業(yè)用燃料は増加」という特徴がみられる。
石油製品消費は前年同期比2.4%減の3億9000萬トンとなる一方、化學(xué)工業(yè)用油は7.3%の増加となった。発表會に出席した中國石油経済技術(shù)研究院の陸如泉院長は「24年に中國の石油製品消費はターニングポイントを迎えた」と指摘した。
報告によると、24年に中國のNEV保有臺數(shù)は3000萬臺を超え、累計で約2800萬トンのガソリン消費が置き換えられることで、年間のガソリン消費量は前年比3.1%減の1億5800萬トンにとどまる見込み。またLNG(液化石油ガス)を使う大型トラックの急速な普及により、約2500萬トンのディーゼル燃料が代替され、年間のディーゼル消費量は前年比4.8%減の1億9200萬トンとなる見通し、とした。
中國石油経済技術(shù)研究院の呉謀遠(yuǎn)副院長は「石油製品消費量の減少速度を踏まえると、30年までに中國國內(nèi)の2萬か所のガソリンスタンドが淘汰され、現(xiàn)在の約11萬カ所から約9萬か所前後に減少することが予測される」と指摘。「これは業(yè)界にとって非常に大きな試練になるだろう」と述べた。
中國石油経済技術(shù)研究院の試算では中國の石油需要は25年に、石炭需要は28年にそれぞれピークに迎える。これにより、中國のエネルギー関連の炭素排出量は30年までにピークに達(dá)し、予定通りカーボンピークアウトを?qū)g現(xiàn)すると見込まれている。
一方、中國交通運輸部の責(zé)任者によると、24年11月末時點で、EV充電設(shè)備を設(shè)置した高速道路サービスエリアの割合が97%となり、23年末の85%から大きく上昇した。標(biāo)高の高い少數(shù)のサービスエリアを除き、ほぼ全域をカバーしたとのことになる。
各地の高速道路サービスエリアでは120キロワット以上の急速充電施設(shè)が広く展開されている。浙江省、江蘇省、広東省などでは短時間の急速充電ニーズに応じて600~800キロワットのスーパー充電ステーションを建設(shè)。四川省、湖南省、新疆ウイグル自治區(qū)などではモバイル充電ロボットを高速道路サービスエリアに導(dǎo)入しているという。(編集/日向)
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