2011年に社會(huì)現(xiàn)象化するヒットを生んだ中國時(shí)代劇ドラマ「宮廷の諍（いさか）い女」（甄嬛伝）が、今年も「24時(shí)間マラソン配信」をスタート。名場面には6萬人を超える視聴者が集まり、相変わらずの人気の高さを見せた。

中國の女優(yōu)スン?リー（孫儷）主演の「宮廷の諍い女」は21年、臺灣のテレビ局?八大電視（GTV）が春節(jié)（舊正月）シーズンにYouTubeの「八大劇楽部」チャンネルで初めて「24時(shí)間マラソン配信」を行った。これが大反響を呼び、その後は春節(jié)シーズン恒例となり、5年目の今年は23日夜にマラソン配信をスタートした。

26日、チェン?ジエンビン（陳建斌）演じる清?雍正帝の最期のシーンが近づくと、視聴者數(shù)は一気に6萬人近くに達(dá)し、続く崩御のシーンでは6萬4000人が視聴。昨年のマラソン配信では瞬間最高で6萬1000人の新記録を樹立していたが、今年はそれを上回って記録を塗り替えた。

マラソン配信に合わせて毎年、撮影當(dāng)時(shí)の裏話が披露されるのも恒例となったが、ドラマを飾る人気キャラの1人「華妃」について、演じた女優(yōu)ジャン?シン（蔣欣）が過去にトーク番組で、実際は「曹貴人」役のオーディションを受けていたと明かしたことが再び話題に。當(dāng)時(shí)、「華妃」役が急に空いたことで、ジャン?シンがジェン?シャオロン（鄭曉龍）監(jiān)督に直談判したことや、監(jiān)督の前で迫力満點(diǎn)の演技を見せて役を勝ち取り、これがブレーク作になったことも紹介された。

なお、「華妃」役についてはもともと、監(jiān)督がファン?ビンビン（范冰冰）の起用を強(qiáng)く望んでいたが、人気女優(yōu)のためスケジュールが調(diào)整できなかったことも、ジャン?シン自身が明らかにしている。（Mathilda）