中國の電気自動車（EV）大手メーカー「小鵬汽車(シャオペン）」と獨(dú)フォルクスワーゲン（VW）グループの子會社「VW中國」は6日、中國國內(nèi)のEV超高速充電ネットワーク分野で戦略的提攜を結(jié)び、相互に獨(dú)自の超高速充電ネットワークを開放する覚書(MOU)に調(diào)印したと発表しました。今回の提攜により、両社は將來的に中國全土の420都市をカバーするEV超高速充電ネットワークを構(gòu)築し、充電端末數(shù)は2萬基を超える見込みです。また、両社は共同ブランドの超高速充電スタンドの建設(shè)も検討しており、充電ネットワークの構(gòu)築によりいっそう拍車をかける計(jì)畫です。

シャオペンとVW中國の協(xié)力は2023年7月に始まり、今回の戦略的覚書の調(diào)印は両社の間で結(jié)ばれた4番目の協(xié)力成果です。雙方は今後、戦略的協(xié)力をさらに摸索しながら技術(shù)協(xié)力を拡大していくとのことです。

VW中國の充電サービス事業(yè)は現(xiàn)在、CAMS社が運(yùn)営しています。CAMSの公式サイトによりますと、2024年10月時點(diǎn)で、CAMSが中國に設(shè)けた充電スタンドは1621カ所で、充電端末は1萬3112基、214都市をカバーしています。

両社の協(xié)力について、業(yè)界関係者は、EV充電ネットワーク分野でのシャオペンとVW中國の協(xié)力は、中國の新エネルギー自動車の発展における差し迫った問題、すなわち充電インフラの整備が新エネ車の急成長に追い付かない現(xiàn)狀を反映しているとみています。

乗用車市場情報連合會と中國電気自動車充電インフラ促進(jìn)連盟（EVCIPA）のデータによりますと、2024年11月時點(diǎn)で、中國國內(nèi)のEV公共充電パイルは346萬カ所に達(dá)し、前年同期比で6萬9000カ所増加しましたが、成長スピードは前年同期の水準(zhǔn)を下回り、伸び幅は31％減少しました。さらに2024年、EV公共充電パイルの年間増加數(shù)は73萬4000カ所となり、同11％減少しました。これらのデータから、中國ではEVが急増する一方、充電インフラの建設(shè)が需要に追い付かない現(xiàn)狀を示しており、EV充電インフラ市場には大きな発展の潛在力があるとみられています。（提供/CRI）