「清華大學(xué)蔵戦國(guó)竹簡(jiǎn)」整理研究活動(dòng)の最新成果が20日、清華大學(xué)で発表されました。

最新の整理研究で発表された成果『清華大學(xué)蔵戦國(guó)竹簡(jiǎn)（拾肆）』には、『成後』『昭後』『両中』の3編の竹簡(jiǎn)が収録されており、いずれもこれまでにない貴重な文化財(cái)です。このうち、『成後』『昭後』の2編は初めて発見(jiàn)された西周初期の周成王、周昭王の治政思想資料で、『両中』編は夏啓が「天下の王」であったことの、これまでに発見(jiàn)された最新の資料となります。

『成後』『昭後』の2編の原編は1巻にまとめられており、『成後』には9本、『昭後』には7本の簡(jiǎn)があります。二つの竹書(shū)はいずれも訓(xùn)典（物事の是非や善悪を教えさとし、戒める）類の文獻(xiàn)で、西周初期の史事および周成王、周昭王の國(guó)家統(tǒng)治理念に関わり、楚の地で伝承されていた、長(zhǎng)い間失われていた重要な歴史文獻(xiàn)です。

また、2編の簡(jiǎn)文は敘述の角度は異なるものの、內(nèi)容にはかなりの関連性があり、『尚書(shū)』などの文獻(xiàn)および金文、簡(jiǎn)帛に関する資料と相互に裏付けるものです。

『両中』は長(zhǎng)編の竹書(shū)で、元の竹簡(jiǎn)は88本あり、現(xiàn)存しているのは87本です。竹書(shū)は夏初期を背景に、圭中、祥中と夏啓が対話する形で、作者の國(guó)政運(yùn)営の考え方を解説しています。簡(jiǎn)文は夏初期の歴史伝説と古代政治思想などの內(nèi)容に関わるもので、戦國(guó)時(shí)代の政治思想、夏初期の歴史を研究する上で重要な価値があります。

清華簡(jiǎn)は清華大學(xué)が2008年に入手した竹簡(jiǎn)で、総數(shù)は2500枚近くあり、現(xiàn)存する戦國(guó)竹簡(jiǎn)の中で最大の數(shù)を誇ります。その內(nèi)容の多くは経、史、子類の文獻(xiàn)であり、中華の優(yōu)れた伝統(tǒng)文化の核心的な內(nèi)容に関するもので、これまでにない重大な発見(jiàn)となります。清華大學(xué)の研究チームは2008年から、毎年1集のペースで整理報(bào)告書(shū)を発表しています。（提供/CRI）