中國自然資源部はこのほど、2023年度の全國國土変更調(diào)査の結(jié)果を発表し、全國の耕地面積は2017～2020年調(diào)査時(shí)に比べ74萬6900ヘクタール増の1億2900萬ヘクタールとなり、うち黒竜江省、內(nèi)蒙古自治區(qū)、河南省、吉林省、新疆ウイグル自治區(qū)の耕地面積はいずれも670萬ヘクタール以上となりました。

自然資源部によると、2023年末の全國の耕地面積は、2017年から2020年までに実施された第3回全國國土調(diào)査の結(jié)果と比べて75萬ヘクタール増加しました。また、土地の空間分布の変化をみると、長年にわたり続いてきた耕地の「南部の減少?北部の増加」傾向は「南北ともに増加」へ変わり始め、秦嶺（中國中部を東西に橫斷する山脈）と淮河（黃河と長江の中間を流れる川）以南の地區(qū)の耕地は14萬ヘクタール純増しました。

これと同時(shí)に、中國の耕地の空間的分布構(gòu)造は最適化する必要があります。北部地區(qū)は比較的水不足であり、過剰な耕作は水資源の利用と生態(tài)保護(hù)に新たな課題をもたらしています?，F(xiàn)在、全國には25度以上の傾斜耕地（棚田を含まない）がまだ320萬ヘクタールあり、また耕地のかなりの部分は河川、湖、森林、放牧地、自然保護(hù)區(qū)內(nèi)、あるいは砂漠化の深刻な影響を受けた地域にあり、長期的かつ安定的に利用することが困難です。このため今後はこうした地域にある一部の耕地は段階的に調(diào)整されるか、耕地としての利用を斷念しなければなりません。（提供/CRI）