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18日、中國のポータルサイト?捜狐に「中國人はやっぱり日本のアニメ映畫が好き!ハリウッドを圧倒した2024年の奇跡」と題した記事が掲載された。資料寫真。
2024年12月18日、中國のポータルサイト?捜狐に「中國人はやっぱり日本のアニメ映畫が好き!ハリウッドを圧倒した2024年の奇跡」と題した記事が掲載された。
記事はまず、「中國市場では香港映畫とハリウッド映畫の大作がいずれも下降傾向にある。數(shù)年前までは、香港映畫が中國の映畫館で10億元(約215億円)以上の高い興行収入を記録することができ、中には最高興行収入記録を打ち立てた作品もあった。しかしここ數(shù)年、中國に輸入された香港映畫は軒並み興行的に苦戦しており、制作側(cè)に巨額の損失をもたらした作品も少なくない」と述べた。
続けて、「ハリウッド映畫に関して言えば、かつては中國の年間興行収入ランキングで常にトップに君臨し、さらには中國映畫史上最高興行収入の記録を打ち立てた作品も多くあった。有名な例としてジェームズ?キャメロン監(jiān)督の『アバター』が挙げられる。しかし、20年に新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以來、ハリウッド映畫は中國でかつてほどの人気を得られなくなったようだ。特にここ2年では、ハリウッド映畫が中國で10億元(約215億円)の興行収入を突破するのも非常に難しい狀況だ。さらに、世界的に非常に高い興行収入を記録したハリウッド映畫でさえ、中國市場において観客の支持を得ることはできなかった」と説明した。
その上で、「香港映畫とハリウッド映畫は、かつて中國の観客から非常に愛され、熱狂的な支持を得ていたが、今では両者とも同時期に低迷期に陥っているため、中國市場はもはや輸入映畫の『楽園』ではなくなったと考える人も少なくない。ただし実際のところ、中國市場で本當に下降傾向にある輸入映畫は、香港映畫とハリウッド映畫の大作に限られる。一方で日本のアニメ映畫は中國の観客から一貫して広く支持されている」とした。
また、「今年、中國市場では合計15本の日本のアニメ映畫が上映された。さらに、この15本の日本のアニメ映畫のうち、すでに7本が興行収入1億元(約21億円)を突破している。その中でも、宮崎駿監(jiān)督の『君たちはどう生きるか』は、約7億9100元(約170億円)の興行収入を記録し、中國での輸入アニメ映畫の年間興行収入ランキングで1位に輝いた。またこの興行収入は、年間輸入映畫の中で、ハリウッドのモンスター映畫『ゴジラ×コング 新たなる帝國』に次ぐ記録となっている。さらに、『君たちはどう生きるか』は中國での日本映畫の興行収入トップの座に迫り、新海誠監(jiān)督の『すずめの戸締まり』まで僅差となった」と紹介した。
さらに、「今年の中國市場の年間興行収入ランキングトップ10においても、『君たちはどう生きるか』は見事10位にランクイン。これにより、初めて日本の映畫が中國の年間興行収入ランキングトップ10に入る快挙を成し遂げたのだ」と言及した。
そして、「7本の映畫が興行収入1億元(約21億円)を突破し、輸入映畫の年間興行収入ランキングで2位を獲得。さらに、輸入アニメ映畫の興行収入で1位に輝き、年間興行収入ランキングトップ10にも入るなど、日本のアニメ映畫は今年、ハリウッド映畫をしのぐ成果を上げ、中國市場で大きな奇跡を起こした。どうやら中國の観客は、日本のアニメ映畫の方が香港映畫やハリウッド映畫より好ましいと感じているようだ」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/巖田)
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