新年を控え、中國(guó)の花卉（かき）市場(chǎng)が出荷の最盛期を迎えている。國(guó)営メディアは甘粛省蘭州新區(qū)にある春のように暖かいスマート溫室で栽培されたバラは1週間もしないうちに東京の街角に姿を見(jiàn)せる、と伝えた。

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國(guó)営新華社通信によると、農(nóng)業(yè)テック企業(yè)、蘭州新區(qū)農(nóng)業(yè)科技開(kāi)発の李宗俊?副経理は「溫室內(nèi)は約17度と暖かいため、摘み取ったばかりの花も暖かい。常溫環(huán)境に置いておくと1週間でしおれてしまうため、すぐに真空予冷をかけて、休眠させてから出荷する。船便で日本に到著するころにゆっくりと目を覚ますようになっている」と語(yǔ)った。

省內(nèi)で生産されたバラは、鮮やかな色つや、形、花持ちの良さなどから日本の消費(fèi)者に人気で、同社は1～6月に計(jì)3萬(wàn)6000本を日本に輸出した。品質(zhì)もコストパフォーマンスも高い同省の生花は年々、日本の消費(fèi)者の人気を呼び、中國(guó)西北地區(qū)の內(nèi)陸都市での花卉産業(yè)の繁栄にもつながっている。

蘭州新區(qū)で2018年に誕生し根付いた花卉産業(yè)は、今では年間1億本の生花を生産し、生産額は1億元（約21億円）を上回るまでになった。同區(qū)は切り花品種のバラ38品種を栽培する西北地區(qū)最大の切り花品種のバラの栽培基地となっている。

同區(qū)はここ數(shù)年、海外から先進(jìn)的な溫室設(shè)備や技術(shù)を?qū)毪筏?、スマート溫室の作業(yè)場(chǎng)を設(shè)置。花卉産業(yè)を発展させ、區(qū)內(nèi)に現(xiàn)代農(nóng)業(yè)モデルパーク花卉産業(yè)拠點(diǎn)を建設(shè)した。

今年4月には同區(qū)から切り花品種のバラ5040本、価格にして1萬(wàn)8600元相當(dāng)が稅関の検疫を通過(guò)して無(wú)事、日本へ輸出された。輸出した生花は主に家庭用の飾りに使われるという。

同區(qū)は四季がはっきりしており、日照量が豊富なことから、色鮮やかで形の良い花を栽培できる?？崭郅摔饨い趣い煌à伪悚瘟激丹思婴?、物流スピードも速く、輸送サイクルも短いことから、鮮度を保ったまま輸出できる。

同區(qū)の生花「サプライチェーン」は世界中に広がり、海外市場(chǎng)も拡大を続けている。日本や韓國(guó)などの東アジア諸國(guó)への輸出に加え、今年は地元の花卉市場(chǎng)がカザフスタンやベトナムなどを開(kāi)拓したことから、輸出量、受注量ともに緩やかに伸びたという。（編集/日向）