中國メディアの新晩報などは14日、安徽省內(nèi)で代理出産を?qū)g施していたとして會社が摘発されたと報じた。中國では代理出産が禁止されている。摘発された會社は、卵子提供者の學歴により料金に差をつけるなど、極めて「システマチック」な運営をしていたとみられる。

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事件発覚の発端の一つは、自らを「打拐志願者（誘拐ボランティア）」とする上官正義さんの、SNSへの投稿だった?！复蚬罩绢娬摺工趣稀⒄T拐された子を親元に戻す活動などをする人を指す。上官正義さんは、醫(yī)療コンサルティングや生殖醫(yī)療を業(yè)務(wù)に掲げる安徽佑銘醫(yī)療科技は、実際には違法な代理出産を業(yè)務(wù)にしており、安徽省合肥市肥東県內(nèi)の一戸建て家屋內(nèi)に手術(shù)室を設(shè)けており、さらに13萬元（約274萬円）で出生証明を販売していると告発した。

肥東県は同日中に、ネットへの投稿があったとして、県衛(wèi)生健康委員會が直ちに警察や市場監(jiān)督管理など共に現(xiàn)場調(diào)査を行い、関連機材を押収し、かつ同社の責任者の身柄を確保したと発表した。

報道によると安徽佑銘醫(yī)療科技の経営者はかつて、代理出産の業(yè)務(wù)をしていると話したことがある。それによると同社は、卵妹（卵子提供者）募集、卵子移殖の手術(shù)室や実験室などの運用、専門醫(yī)による手術(shù)、代理母の出産までの検査、出産する病院の選定、出産証明書の発行など、代理出産に関連する業(yè)務(wù)をすべてシステマチックに行っていた。

また、顧客は、卵妹の學歴、顔つき、血液型、身長を選べたという。ただし、高學歴の「卵妹」を選ぶ場合には費用が高額で、「211卵妹」の場合は最低価格が20萬元（約422萬円）で、「985卵妹」ならば30萬元（約633萬円）が必要だったという?！?11卵妹」とは、中國政府が1995年に定めた、學術(shù)水準の向上を目指して限られた大學を優(yōu)先して扱う「211工程」の対象大學の、「985卵妹」とは1998年に定められた「985工程」の対象大學の學歴保持者を指すと思われる。同社経営者は、「卵妹」が北京大學や清華大學、中國科學技術(shù)大學の卒業(yè)生ならば、90萬元（約1900萬円）以上になるかもしれないと語ったという。

さらに「卵妹」の年齢は18歳から25歳で、代理母は25歳以上で35歳前後までで安産歴がある女性を選んでいたという。経営者は、代理母についても厳格に管理しており、代理母の衣食住を管理する専門チームがいて専屬の料理人もいると説明していたという。（翻訳?編集/如月隼人）