2024年笹川杯日本研究論文コンクールが開催

人民網(wǎng)日本語版    2024年11月22日(金) 16時50分

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「2024年笹川杯日本研究論文コンクール」の決勝戦が行われた。特等賞受賞者の授賞式での記念寫真。(撮影?袁蒙)

中國日語教學(xué)研究會、吉林大學(xué)、公益財団法人?日本科學(xué)協(xié)會が共同で主催する「2024年笹川杯日本研究論文コンクール」の決勝戦が、10月12日に吉林大學(xué)で行われた。人民網(wǎng)が伝えた。

吉林大學(xué)外國語學(xué)院の張玫玫院長、中國教育部高等學(xué)校外國語言文學(xué)類専業(yè)教學(xué)指導(dǎo)委員會日語分委員會の修剛主任委員、中國日語教學(xué)研究會の陳多友會長、公益財団法人?日本科學(xué)協(xié)會の和崎春日理事らが出席し、あいさつした。

今回のコンクールには、北京大學(xué)、中國人民大學(xué)、北京外國語大學(xué)、北京第二外國語學(xué)院、中央財経大學(xué)、天津外國語大學(xué)、吉林大學(xué)、東北師範大學(xué)、上海海事大學(xué)、東華大學(xué)など中國國內(nèi)の52の高等教育機関から201本の論文の応募があり、一次審査を経て、最終的に言語グループと文化グループで10本ずつ、文學(xué)グループで9本の優(yōu)れた論文が決勝に進んだ。論文の発表と審査委員による質(zhì)疑応答を経て、最終的に特等賞3本、一等賞3本、二等賞7本、三等賞16本が決まった。

各賞の発表後、大連大學(xué)の宋協(xié)毅?元副學(xué)長、上海外國語大學(xué)日本文化経済學(xué)院の高潔院長、中國日語教學(xué)研究會の陳多友會長が講評を述べ、修剛氏が全體についての総評を述べてコンクールを締めくくった。

修剛氏は「決勝戦に殘った論文には4つの特徴が見られた」と総括し、「1つ目はテーマの新しさだ。(決勝戦の)論文はどれも言語?文學(xué)?文化分野で多くの人が共に関心を寄せる最先端のテーマについての研究で、みなさんに目下の學(xué)術(shù)的動向を把握する力があることを示している。2つ目は規(guī)範性だ。テーマを選択した理由から先行研究の狀況まで、さらには參考文獻まで、非常によく規(guī)範に則っており、これはみなさんが學(xué)部段階で優(yōu)れた學(xué)術(shù)的トレーニングを行っていることを示す。3つ目は日本語表現(xiàn)のなめらかさ、4つ目は若々しさだ」と述べた。また修氏はいくつかの改善點も指摘し、「論証のパターン化を避けなければならない。結(jié)果ありきの論証を行ってはならない」、「言語面の基礎(chǔ)をしっかりと固め、口語の表現(xiàn)能力を高めなければならない」とアドバイスした。

和崎氏は人民網(wǎng)の取材に答える中で、「よく本を読んでいて、理論をしっかり押さえている。そういう印象が強かった。中日の友好関係を理想として持っている論文が多かった。中日の友好関係のためにこれをやるという情熱、理想と思想が感じられたのが非常に印象に殘った」と述べた。

「笹川杯日本研究論文コンクール」は、中國國內(nèi)の大學(xué)の日本語専攻の1~3年の學(xué)部生を?qū)澫螭?、個人または3人以內(nèi)の小グループで執(zhí)筆した論文を募集する。2018年にスタートしてから7年連続で行われ、中日の大學(xué)生の相互理解を促進し、これから中日の友好交流を擔う卓越した人材を育成し、中國の日本語教育を発展させる上で重要な意義を持つ學(xué)術(shù)イベントとなっている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)

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