「日本のコンビニで人種差別に遭った」と主張する中國人女性、日中ネットで論爭に

Record China    2024年10月18日(金) 14時0分

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日本のコンビニエンスストアで発生したトラブルが、日中両國のネット上で論爭を巻き起こしている。

日本のコンビニエンスストアで発生したトラブルが、日中両國のネット上で論爭を巻き起こしている。

このほど中國のSNS?小紅書(RED)である女性ユーザーが「日本で人種差別に遭った」と投稿した。女性は夫と一緒に大阪のコンビニエンスストアに入店。ミネラルウオーターを購入するついでに、店のポットから自分のドリンクパックにお湯を注いだ。女性は「溫かいお湯が飲みたかった。SNSに(日本のコンビニでは)お湯は無料だと書いてあった(※ポットのお湯は一般にカップ麺などを購入した客へのサービスとして提供されているもので「無料」の意味を誤解している模様)」とした。

女性はドリンクパックにお湯を半分まで注いだものの、熱すぎたためミネラルウオーターを入れて溫度を下げようと夫に會計を急かしたが、その時ちょうどレジに店員がおらず、ドリンクパックは手に持てないほど熱くなっていたため、仕方なく會計前のミネラルウオーターを開けてパックに注ぎ溫度を下げた。

その後、開栓したミネラルウオーターの會計をしようとすると、店員はバーコードを読み取らず「會計前に開けたのか」とにらんできた。女性と夫はスマホの翻訳アプリなどを使い繰り返し事情を説明したものの、店員は「これは泥棒だ」と主張。女性らが恐縮しつつ改めて事情を説明したところ、店員はなくしぶしぶ會計をし、女性らはコンビニを出てホテルに戻ったという。

店員の態(tài)度に疑問を感じた女性らは、日本で暮らす家族や友人にこのことをどう思うか尋ねたところ、口をそろえて「それは差別。もし白人の観光客なら説明すればそれで済み、店員の態(tài)度も間違いなく良いはず」と話したという。ホテルに到著後、女性はコンビニに攜帯電話を忘れたことに気付き、2人で取りに戻ることに。夫はさっきのやり取りですでに怒りがこみあげており、「會計前に水を使ったのは私たちの間違いだった。今度はルールを守ろう。でも、さっきの店員は間違いなく差別だった」と漏らしていたとのこと。

2人はコンビニに戻って先ほどの店員に「攜帯電話を忘れたので返していただけますか?」と伝えた。女性の攜帯電話はレジ內(nèi)のテーブルに置かれていたものの、店員は「そうですか」と言うばかりで一向に返そうとせず。2人は3度「返してほしい」と伝えたものの店員は全くその場から動こうとしなかったため、夫は怒り「これは人種差別だ。警察に通報する」と警告。さらに英語で日本を罵倒する言葉を発したところ、店員は「(すぐに返さなかったのは)確認するためだった」などと説明し、攜帯電話を返したという。

女性は「もともとそんな印象は持っていなかったが、こっちが言えば言うほど相手が大人しくなっていくのを見て、(店員の)『下手に出る者をいじめ、強い者は怖がる』差別を感じた」とつづっている。

なお、この投稿は日本のX(舊ツイッター)でも大まかに要約されて紹介されており、日本のネットユーザーから「本當に迷惑」「常識が全く違う」「文化が違いすぎるから來ないでほしい」など中國人夫婦への批判の聲が上がっている。

一方で、中國のネットユーザーからは「意味不明。急を要していたのだから(開栓しても)いいじゃないか。払わずに逃げたわけでもあるまいし」「この話が本當なら、店員がひどいと思う」「やけどしそうで緊急的な措置だったのだから仕方ないだろう。日本人は目くじらを立てすぎ」「金を払わなかったわけでもないのになぜそんな対応をされなければいけないのか。いずれにせよ、店員が気に入らなければ何をしても『間違い』にされるのだろう」「だから日本は効率が悪いというんだ。融通が利かない」「米國のスーパーで買い物をしている時に子どもが鼻血を出したので、商品棚にあったティシュを開けて使った。その後きちんと會計して、全く問題なかった」「日本人の中國人差別なんて珍しくもなんともない」といった聲が相次いだ。

しかし、中には「おかしな夫婦だ」「いやしい夫婦。子どもを産んだら、その子どもがかわいそう」「なぜ會計前の商品を開けるのが當然と思っている人がこんなに多いのか。日常生活で店の物を會計前に開けようと思ったことなんてない」「ドリンクパックって普通、マラソンの時とかに使うやつじゃないの?コンビニのカップ麺用のお湯を飲用として注ぐものじゃないでしょ」などと夫婦の非を指摘するコメントも寄せられている。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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