シンガポールの華字メディアである聯(lián)合早報は11日付で、中國とベトナムが両國を結(jié)ぶ鉄道新路線の建設で合意する可能性が高まっていると報じた。ベトナムを訪問中の中國の李強首相が13日に、新たな協(xié)定書に署名する可能性があるという。

中國とベトナムは本格的な戦爭を行ったこともある。また2014年には海洋権益を巡ってベトナムで大規(guī)模な反中暴動が発生して死者も出た。そのような過去により形成された中國とベトナムの間の不信は、雙方を結(jié)ぶ鉄道新路線の建設を長年にわたり阻害してきた。そのことで、貿(mào)易の発展が影響を受け、中越雙方に不利益がもたらされることになった。

しかし現(xiàn)在では、中越の経済関係が極めて密接になった。2024年1－3四半期（１－9月）の中越の貿(mào)易総額は前年同期比21％増の1482億ドル（約22兆円）に達した。

中越両國は鉄道の接続を強化する考えを何度も表明してきたが、具體的な計畫や建設費用の見積もりは発表されなかった。しかし今年8月にベトナムのトー?ラム國家主席が訪問した際に、両國は標準化された鉄道路線計畫と実行の可能性を検討する文書を締結(jié)した。すなわち、広西チワン族自治區(qū)からハノイまでの新たな鉄道路線が建設される可能性が現(xiàn)実味を帯びることになった。

さらに、今回の中國の李首相のベトナム訪問で、両國を結(jié)ぶ鉄道建設が本格化するとの見方が出ることになった。中越が締結(jié)する?yún)f(xié)定の內(nèi)容と數(shù)は不明だが、少なくとも十數(shù)件について議論が続いているとする見方がある。鉄道建設についての新たな調(diào)査活動に関する?yún)f(xié)定が締結(jié)されるとの予想もある。

ベトナム外務省によると、李強首相は13日午前にベトナムのファム?ミンチョン首相と會談し、さらに協(xié)力文書の締結(jié)式に臨む。（翻訳?編集/如月隼人）