NHKのラジオ國(guó)際放送などの中國(guó)語(yǔ)ニュースで、沖縄県の尖閣諸島を「中國(guó)の領(lǐng)土」などとニュース原稿にない発言をして契約を解除された中國(guó)籍の元外部スタッフがこのほど、北京日?qǐng)?bào)グループのメディア「長(zhǎng)安街知事」の取材に応じた。

NHKのプレスリリースによると、NHKの短波ラジオと衛(wèi)星ラジオの國(guó)際放送、ラジオ第2放送で19日午後1時(shí)1分から同15分まで伝えた中國(guó)語(yǔ)のニュース番組の中で、中國(guó)籍の40代男性の外部スタッフが、「靖國(guó)神社で落書きが見つかり、警視庁が器物損壊事件として捜査している」というニュースを伝えた際、原稿にはない「『軍國(guó)主義』『死ね』などの抗議の言葉が書かれていた」という文言を一方的に加えて放送した。そして、沖縄県の尖閣諸島について、中國(guó)語(yǔ)で「釣魚島と付屬の島は古來、中國(guó)の領(lǐng)土です。NHKの歴史修正主義宣伝とプロフェッショナルではない業(yè)務(wù)に抗議します」と原稿にはない発言を行い、英語(yǔ)で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時(shí)の性奴隷だった。731部隊(duì)を忘れるな」とも発言した。

中國(guó)籍の元外部スタッフによると、靖國(guó)神社の石柱に「軍國(guó)主義」「死ね」などの抗議の言葉のほか、トイレを意味する中國(guó)語(yǔ)などの文字が落書きされていて、うち「軍國(guó)主義」「死ね」は中央の位置に書かれていたにもかかわらず、NHKは國(guó)內(nèi)向けの原稿でその事実を覆い隠すことを選択し、中國(guó)語(yǔ)ニュースでも國(guó)內(nèi)向けの原稿通りに放送する準(zhǔn)備を進(jìn)めていたので、その場(chǎng)で反対したという。

中國(guó)籍の元外部スタッフによると、NHKが「トイレ」という言葉を殘し「軍國(guó)主義」という言葉を隠そうとしたのは「この事件を『下品な行為』と位置付けようとしたためと思われるが、それは、落書きをした人の訴えとは明らかに異なるもので、NHK國(guó)際部のやり方は民衆(zhòng)を欺くだけでなく、客観報(bào)道の原則にも背き、ほかにたくらむところのあるものだったので、1人の中國(guó)人としてそのような內(nèi)容を放送することに斷固反対した」という。（翻訳?編集/柳川）