2024年9月16日、仏國(guó)際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國(guó)語(yǔ)版サイトは、史上最多の9人が立候補(bǔ)した自民黨総裁選挙の行方を展望する記事を掲載した。

記事は27日に開票が行われる自民黨総裁選に立候補(bǔ)したのは、高市早苗経済安全保障擔(dān)當(dāng)相(63)、小林鷹之元経済安全保障擔(dān)當(dāng)相(49)、林芳正官房長(zhǎng)官(63)、小泉進(jìn)次郎元環(huán)境相(43)、上川陽(yáng)子外相(71)、加藤勝信元官房長(zhǎng)官(68)、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元自民黨幹事長(zhǎng)(67)、茂木敏充自民黨幹事長(zhǎng)(68)の9人と紹介。立候補(bǔ)者が多くなった理由の一つとして自民黨の派閥が解散されたことを挙げた。

そして、世論調(diào)査では石破氏と小泉氏の支持率が比較的高いものの、総裁選は國(guó)民投票ではなく自民黨內(nèi)部の投票で行われることを指摘。日本メディアが14日に投票権を持つ自民黨員(1年以上自民黨に所屬し、黨費(fèi)を納めている人)と黨支持者(自民黨の支援団體のメンバー)を?qū)澫螭?、?dú)自に電話調(diào)査を?qū)g施したところ、石破氏の支持率が25%でトップ、高市氏が22％で2位、小泉氏が19％で3位となったことを伝えた。

その上で、調(diào)査の結(jié)果を見る限りは石破氏がリードしていることがうかがえるものの、総裁選は國(guó)會(huì)議員票、黨員?黨友票の合計(jì)數(shù)で爭(zhēng)われ、國(guó)會(huì)議員のウエイトが大きくなっていると説明。1次投票は國(guó)會(huì)議員1人1票の367票と、黨員?黨友約110萬人を集約した367票の計(jì)734票で、過半數(shù)を取る候補(bǔ)者がいれば即當(dāng)選となり、いない場(chǎng)合は上位2人による決選投票へ移行し、決選投票は國(guó)會(huì)議員367票と地方票で多かった候補(bǔ)者に割り當(dāng)てられる都道府県連票47票の414票で爭(zhēng)われ、獲得票が多かった候補(bǔ)が當(dāng)選すると紹介した。

記事は、候補(bǔ)者が9人いることから票が分散し、決選投票に持ち込まれる可能性が高いとし、しばしば自民黨の政策を批判してきたため國(guó)會(huì)議員からの人気が低い石破氏にとっては決して有利な展開ではないと指摘。世論調(diào)査や黨員への調(diào)査結(jié)果から石破氏と小泉氏が決選投票に進(jìn)む可能性が高く、石破氏が2012年の総裁選で安倍晉三氏に敗れた時(shí)の「悲劇」を繰り返す可能性があるとした。一方で信頼回復(fù)が急務(wù)となっている自民黨は次期國(guó)政選挙の看板として國(guó)民に人気の高いリーダーを必要としており、派閥が解消された今、世論調(diào)査で最も人気のある石破氏に投じる國(guó)會(huì)議員が増える可能性も否定できないとの見方を示している。（編集?翻訳/川尻）