米國通商代表部は現(xiàn)地時(shí)間、一部の中國からの輸入品に対する通商法301條適用の最終決定として、関稅を引き上げることを決定したと発表しました。中國は同措置に対して強(qiáng)い不満と斷固反対を示しました。

米國の通商法301條とは、1974年通商法の第301～第309條の全てを指す通稱で、外國の貿(mào)易慣行などについて、米國の通商に負(fù)擔(dān)や制限を與えているとする利害関係者の申し立てあるいは米國通商代表部の職権により調(diào)査や當(dāng)該國との協(xié)議を行い、相手側(cè)に「不公正」が存在すると認(rèn)定した場(chǎng)合には一方的に関稅引き上げなどができるとするものです。

中國商務(wù)部は、「中國は通商法301條の関稅問題について、米國に厳重に抗議をし続けてきた。世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）は早くから、301條関稅がWTOの規(guī)則に違反しているとする裁決を出している。しかし米國は是正するどころか、対中関稅をさらに追加すると決めた。これは過ちの上に過ちを重ねる行為だ」と批判した上で、「通商法301條関稅措置は國際的な貿(mào)易秩序とグローバル産業(yè)チェーンおよびサプライチェーンの安全と安定を深刻に破壊するだけでなく、自國の貿(mào)易赤字と産業(yè)競(jìng)爭(zhēng)力の問題の解決にもつながらない。それどころか、自國で輸入品の価格が押し上げられ、そのコストは最終的に米國の企業(yè)と消費(fèi)者が負(fù)擔(dān)することになる」と指摘しました。

商務(wù)部はまた、「米國通商代表部はこれに先立ち、関稅再審査の結(jié)論について民衆(zhòng)に意見を求めたが、関稅の追加への反対または関稅の免除範(fàn)囲の拡大を求める聲が大多數(shù)だった」と指摘し、誤ったやり方を直ちに是正し、中國からの輸入品への追加関稅をすべて取り消すよう求めました。さらに、「中國は必要な措置を取り、中國企業(yè)の利益を斷固として守っていく」と、強(qiáng)い意志を示しました。（提供/CRI）