2024年9月6日、観察者網(wǎng)は、中國(guó)製電気自動(dòng)車(chē)（EV）という「黒船」が襲來(lái)した日本で、自國(guó)の自動(dòng)車(chē)メーカーによるEV戦略はなおも遅れを取っているとする記事を掲載した。

記事は、世界の自動(dòng)車(chē)産業(yè)でEV化が進(jìn)む中、日本の自動(dòng)車(chē)メーカーは平然としているようだとし、EVへの投資やマーケティングが不十分で、世界市場(chǎng)で存在感を示せていないと紹介。日本メーカーはハイブリッド車(chē)を好んでおり、その省エネ効果、コスト競(jìng)爭(zhēng)力から、ここ數(shù)年は現(xiàn)在の市場(chǎng)規(guī)模を維持できると見(jiàn)込んでいるため、EV開(kāi)発よりもハイブリッド車(chē)の生産拡大に力を注いでいると伝えた。

その上で、EVをめぐる日本メーカーの動(dòng)きとして、トヨタが26年に発売する新車(chē)の半分をEVとする方針を示したと紹介。EVについて航続距離1000キロ以上、満充電所要時(shí)間20分以?xún)?nèi)、価格の20％引き下げを?qū)g現(xiàn)するほか、27?28年に全固體電池を?qū)g用化する計(jì)畫(huà)だと伝える一方で、「EV開(kāi)発の現(xiàn)狀を見(jiàn)れば、トヨタは中國(guó)企業(yè)に遠(yuǎn)く及ばない」と指摘。特にバッテリー分野において、中國(guó)メーカーが自社製造や國(guó)內(nèi)バッテリーメーカーとの提攜で低価格な製品を調(diào)達(dá)できるのに対し、日本企業(yè)は國(guó)內(nèi)調(diào)達(dá)體制が整っていないとしたほか、EVに欠かせない情報(bào)通信プラットフォームとの連攜技術(shù)においても日本の産業(yè)が遅れを取っていると論じた。

また、ホンダについては「日本メーカーの中では、EVなどの新エネ車(chē)転換への決意が最も強(qiáng)い」とし、EV製造コストが高い狀況を鑑み、まずは「アキュラ」など高級(jí)車(chē)を28年までにEV化し、バッテリーなどの重要部品の低コスト化実現(xiàn)後にEVモデルを拡大、40年までに全製品のEV化を達(dá)成目標(biāo)だと紹介。一方で、トヨタに比べ、ホンダの販売臺(tái)數(shù)は5分の2、純利益は5分の1程度であり、研究開(kāi)発などをすべて自前でやるには限界があると指摘し、ソニーなどと提攜して新たな成功への道を模索していると伝えた。

記事は、昨年1月31日に中國(guó)EV大手BYDのEVが日本市場(chǎng)に上陸した際、日本の一部メディアが「黒船來(lái)襲」と表現(xiàn)したことに觸れ「この言葉が何を意味するかは、日本の自動(dòng)車(chē)メーカーもよく分かっていることだろう」と結(jié)んだ。（編集?翻訳/川尻）