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先日、知人から紹介されてBSよしもとの『巡って発見!ぶらり中國周遊紀(jì) シーズン2』を視聴した。寫真は『巡って発見!ぶらり中國周遊紀(jì) シーズン2』。
先日、知人から紹介されてBSよしもとの『巡って発見!ぶらり中國周遊紀(jì) シーズン2』を視聴した。吉本興業(yè)の蕓人と中國メディアのアナウンサーが中國西南部に位置する雲(yún)南省の省都である昆明市を訪れ、花卉(かき)市場を巡ったりご當(dāng)?shù)廿哎毳幛蚩澳埭筏郡辘筏骏欹荸`トの中からクイズを出題する內(nèi)容で、ニュースではなかなか分からない中國のリアルな生活ぶりが伝わってきた。市場で勤める若い人気インフルエンサーがライブ配信で花をネット販売している様子からは中國のIT技術(shù)の発展ぶりがよく分かったし、マツタケやキヌガサダケ等を使ったキノコづくし鍋や「過橋米線」と呼ばれるビーフンを使った麵料理からは雲(yún)南省の豊かな食文化を垣間見ることができた。この數(shù)年はコロナ禍の影響で中國訪問がなかなか難しかったが、そのような中でも日中共同でこのような番組が制作され、立體的かつ等身大の中國を伝えているのは非常にありがたく、素晴らしいことだと思う。
私自身は初めて中國を訪れてから20年以上がたち、33ある1級(jí)行政區(qū)(省?自治區(qū)?直轄市?特別行政區(qū))のうちマカオ以外はすべて訪問した。通算するともう100回以上は行っていると思うが、中國は訪れるたびに驚きと発見があり、いまだに飽きがこない。とにかく奧が深い。
例えば私も雲(yún)南省には何度も訪問しているが、雲(yún)南省の中だけでも文化や特色は地域によって多種多様だ。昆明市では私も滋味あふれる過橋米線もキノコ鍋を味わったが、プーアル茶の語源となっている普洱市では本場のプーアル茶のみならずプーアルコーヒーも楽しんだ。大理石の語源となっている大理市を訪問した時(shí)には現(xiàn)地の石材を使った素晴らしい工蕓品を鑑賞したし、白族の住居にお邪魔しご當(dāng)?shù)亓侠恧颏栅毪蓼盲皮い郡坤い郡长趣猡ⅳ盲俊¥丹椁?、ミャンマーと國境を接している瑞麗市では國境付近の貿(mào)易を活性化するために中國政府が通行や関稅の支払いに便宜を図っていることを視察した。これらはどれも忘れ難い経験、思い出だし、私が中國を理解しようとする上での血となり、肉となっている。
日本人が中國に抱く一般的なイメージといえば『三國志』に代表されるような「長い歴史を持つ國」あるいは中國共産黨の指導(dǎo)の下で統(tǒng)一的に國づくりを進(jìn)め「急速な発展を遂げている政治?経済?軍事の大國」というものだろうか。そのような「畫一的」な見方も一面の事実ではあるが、中國にはこれまで述べてきたような奧行きや懐の深さがあるのだから、ステレオタイプな見方で隣國を理解した気になるのは非常にもったいない。私はむしろ、広大な國土、獨(dú)特な気候風(fēng)土、多民族文化等を背景とした「地域性」や「多様性」が中國の最大の魅力だと思う。
日中には政治的にはさまざまな課題があっても、中華料理の素晴らしさに異論を唱える人はあまりいないだろうし、悠久の歴史に育まれた中國の文化は日本にとっても敬うべき「先祖」のような存在だ。ありがたいことに最近は東京でも本格的な中華料理、いわゆる「ガチ中華」を楽しめるところが増えてきており、過橋米線も日本にいながらにして味わうことができるが、現(xiàn)地で食べるのはまた格別?!溉罩杏押盲韦郡幛?!」などと肩に力の入ったことは考えず、現(xiàn)地の食文化に觸れるという気軽なことを入り口として中國を理解しようとしてみてはいかがだろうか。
■筆者プロフィール:泉川友樹
1979年、沖縄県生まれ。2003年、沖縄國際大學(xué)卒業(yè)後、北京外國語大學(xué)に留學(xué)し中國語通訳を?qū)Wぶ。2006年、日中経済交流促進(jìn)団體に就職。2018年、放送大學(xué)大學(xué)院修了。2020年、沖縄大學(xué)地域研究所特別研究員。2022年、沖縄國際大學(xué)沖縄経済環(huán)境研究所特別研究員。 中國語検定1級(jí)、舊HSK11級(jí)(高等A級(jí))、全國版中國語通訳案內(nèi)士。
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