2024年8月3日、中國メディアの新民晩報は、上海市內(nèi)の公園でこのごろ「背中さらし族」が大量発生し、物議を醸していると報じた。

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記事は、同市內(nèi)にある和平公園の空中桟道を2日午前に訪れたところ、女性3人が日除けの帽子とサングラスを裝著し、顔の前に日傘を差した狀態(tài)で、地面に敷いた布の上で背中をさらしてうつ伏せになっていたと紹介。このうち2人は上著をめくり上げ、下著も外して背中全體を太陽にさらしており、肌はすでにかすかに赤くなっていたと伝えた。

女性の一人は「ネットで検索してみて。今とても流行しているから。私も何日かやっているけど、暑苦しいサウナよりも快適」と語るとともに、背中はさらしているのに日傘を差す理由について「顔は焼きたくないから」、家でやらない理由について「公園は空気がいいから」などと答えた。また、公園の警備員は「ここ數(shù)週間で急に増えた。午前8?9時と午後3?4時がピーク。あまりにも下品な『背中さらし族』については動畫を撮影した上でやめるよう話している」と語ったという。

記事によると、市內(nèi)の別の公園でも同じような現(xiàn)象が起きており、一部の市民からは不満の聲も出ている。公園の園長は「さらす側(cè)、見る側(cè)の両方からクレームが出ており、われわれも板挾みになっている」と苦悩を明かし、「裸で體をさらす姿は子どもの教育上良くないと反感を覚える若い親が多い。お年寄りからも『下品だ。取り締まってくれ』という聲が出ている。しかし警備員に法執(zhí)行権はなく、二言三言注意しただけで『態(tài)度が悪い』とクレームを付けられる狀況だ。この前も長時間背中をさらして動かないお年寄りに聲をかけたところ、『ハラスメントだ』と投書された」と語った。

園長はまた「公園は身體鍛錬や健康増進の場所であるほかに、散歩したり草花を愛でたりする場所。節(jié)操のない『背中さらし』に対する不満の聲がますます強まっている。『背中さらし族』には公序良俗を守り、適切な場所で養(yǎng)生してほしい」とも語ったという。（翻訳?編集/川尻）