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仏國際放送局RFI中國語版は3日、「蘇州の日本人襲撃事件はプラスとマイナスの両面から日本人の対中感情に衝撃を與えた」とする記事を掲載した。寫真は蘇州駅。
仏國際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル(RFI)中國語版は3日、「蘇州の日本人襲撃事件はプラスとマイナスの両面から日本人の対中感情に衝撃を與えた」とする記事を掲載した。
記事は、6月24日に江蘇省蘇州市で発生した日本人母子襲撃事件で日本人がまず感じたのは「大きな不安」だったと説明。「世界の日本企業(yè)拠點數(shù)を見ると、中國が1位の3萬1324社で、2位の米國より2萬社以上多い」とした上で、「今回の事件で浮上した安全問題は日本人を非常に不安にさせており、現(xiàn)地で安全に働き、生活できるかどうかへの懸念を強めている」と述べた。
続けて、蘇州での事件からしばらくした後、今年4月にも日本人男性が中國人とみられる男に襲撃され軽傷を負っていたことが新たに明らかになったと言及?!钢袊饨徊郡螆蟮拦伽咸K州の事件について『偶発的』で『どの國でも起こり得る』と強調(diào)したものの、日本人に対する攻撃は偶然ではないと思っている日本人が多數(shù)を占めている」と論じた。
記事はその背景として、中國の動畫プラットフォームに相次いでデマが投稿されていたことを挙げた。2023年の春ごろには、上海の日本人學(xué)校とされる場所で行われた大會で、日本人の小學(xué)生が日本語で宣誓する様子に、中國語で「上海は私たちのもの、浙江は私たちのもの、中國も間もなく私たちのものになる」という事実と異なる字幕が付けられたという。
このほかにも、日本人學(xué)校に関するネガティブなデマは山のように存在する。蘇州での事件を受け、新浪微博(ウェイボー)、騰訊(テンセント)、網(wǎng)易(ネットイース)、抖音(ドウイン)、百度(バイドゥ)など中國の大手プラットフォームが過激な反日言論の取り締まりを強化するに至った。
記事は一方で、プラス面での衝撃として襲撃事件で日本人母子らを身を挺してかばい死亡した中國人女性?胡友平(フー?ヨウピン)さんに言及した。胡さんの死亡を受け、在中國日本國大使館が哀悼の意を表す半旗を掲げたこと、金杉憲治駐中國大使が「勇気ある行動に改めて敬意を表し、心からお悔やみ申し上げる」と述べたこと、上川陽子外相も「ご逝去の報に深い悲しみを禁じ得ない。勇気ある行動に改めて深い感謝と敬意を表するとともに、心からのお悔やみを申し上げる」と述べたことを紹介。このほかにも、多數(shù)の政治家や著名人、一般人から胡さんへの感謝と哀悼の意を表す投稿があったとした。
そして、今回の蘇州での襲撃事件について「多くの日本人に(中國での)仕事や生活上の懸念を抱かせることになった一方、胡さんの行動が無數(shù)の日本人を感動させ、善良な中國人の姿を示して見せた」と評し、「日中の國民感情は、破壊するのは簡単だが、守り育てていくのは難しく、時に貴重な命が犠牲になることもある。自らのトラフィックと利益のために手段をいとわずデマや中傷を流し、両國感情を破壊するインフルエンサーたちは、胡さんの國を越えた崇高な獻身精神と向き合い、胸に手を當(dāng)てて自問し、深い反省と懺悔(ざんげ)をすべきである」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/北田)
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