中國(guó)ではライブ配信による消費(fèi)者向け電子商取引（EC）、いわゆるライブコマースが急速に普及した。中國(guó)國(guó)內(nèi)だけでなく、越境取引も急増している。広西チワン族自治區(qū)の憑祥市では、今年1月から4月までの越境ECの貿(mào)易総額が前年同期比466．88％増の33億4000萬元（約737億円）に達(dá)し、越境ECについて全體規(guī)模でも成長(zhǎng)率でも自治區(qū)トップとなった。臺(tái)灣メディアの聯(lián)合新聞網(wǎng)が、憑祥市における越境ECの狀況を伝えた。

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憑祥市からの越境ECによる販売先は主にベトナムだ。通関の迅速化などで、同市で早朝に発送された荷物はその日のうちにベトナム首都のハノイに到著する。１日の受注は平均で400－500萬件だ。

ベトナム側(cè)の2024年版のリポートによると、成人ベトナム人の32％がECを利用してしばしば買い物をしており、23％は週1回はECを利用している。憑祥市はベトナムのランソン市などと國(guó)境を接しており、中國(guó)からベトナム、さらに東南アジアへ通じる重要な陸路ルートにある。憑祥市にはベトナムと往來するための友誼口岸をはじめとする通関所2カ所もある。

憑祥市では地理上の強(qiáng)みを生かして越境ECを営む業(yè)者が増えた。市政府は23年4月に越境EC協(xié)會(huì)を設(shè)立し、倉(cāng)庫(kù)など物流施設(shè)、ライブ配信キャスターの訓(xùn)練、サプライチェーンサービス、越境EC業(yè)者などによる関連産業(yè)群の構(gòu)築を進(jìn)めた。

現(xiàn)在では憑祥越境ECライブ配信基地に30人以上のベトナム語キャスターいて、ベトナムで多く使われるECプラットフォームを利用して1日3交代制でライブ販売を行っている。売れ筋商品は中國(guó)で製造された化粧品や服飾、小型家電、攜帯電話などの電子通信機(jī)器だ。

憑祥市越境EC協(xié)會(huì)の彭雲(yún)帆副秘書長(zhǎng)によると、ベトナム向けに特に売れている商品は、化粧品と服飾だ。ベトナムの消費(fèi)者はかつて、日本や韓國(guó)のドラマの影響で化粧品などでは日韓の製品が最もよいと考えていたが、今ではECを通じて、中國(guó)製化粧品がより安価で良質(zhì)であることを宣伝することで、競(jìng)爭(zhēng)で優(yōu)位に立っているという。

一方で、ベトナムのホー?ドゥック?フォック財(cái)政相は17日、付加価値稅法の改正案を國(guó)會(huì)に提出した。この改正案には、これまで課稅されていなかった越境ECを通じて購(gòu)入された商品に、10％の付加価値稅を課すことが盛り込まれている。

ベトナム國(guó)會(huì)財(cái)政予算委員會(huì)のレ?クアン?ムオン委員長(zhǎng)は同日、中國(guó)からベトナムに売られる商品の価格は、一般的に10萬－30萬ドン（約628－1880円）と説明した。（翻訳?編集/如月隼人）