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兵庫県姫路市にある世界遺産の姫路城が、外國人観光客の入場料の大幅な引き上げを検討していると報じられ、日本旅行好きが多い臺灣のネット上でも注目されている。
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兵庫県姫路市にある世界遺産の姫路城が、外國人観光客の入場料の大幅な引き上げを検討していると報じられ、日本旅行好きが多い臺灣のネット上でも注目されている。
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臺灣メディアのTVBS新聞網(wǎng)は17日、読売新聞の報道として、同市の清元秀泰市長が16日の國際會議で、オーバーツーリズム(観光公害)対策として外國人観光客の入場料を4倍にし、改修費用などに充てることを検討すると明らかにしたことを伝えた。
姫路城の入場料は現(xiàn)在18歳以上1000円となっているが、清元市長は會議で「(現(xiàn)在は)7ドルで入れる。もっと値上げしようかと考えている。外國人は30ドル(約4700円)払ってもらい、市民は5ドル(約780円)くらいにしたい」と語ったという。
TVBS新聞網(wǎng)の記事は「この案には日本の多くのネットユーザーが賛成した」とし、実際に寄せられたコメントとして「今円安だし、値上げしても問題なでしょ」「もともと安すぎたんだよ」「いっそ50ドル(約7800円)くらいにしちゃえ」などを紹介した。
一方、日本旅行好きで知られる臺灣のネットユーザーからは「100~200円高いならわかるけど4倍は高すぎる」「4倍はひどい。外國人観光客からぼったくろうとしている感じ」「行ったことがあったから良かった。どっちにしてももう行かない」「明らかな差別視政策だ」「日本が今後もこういうことを続けるなら、あまり行けなくなる」といった聲が多く上がり、「価格で客數(shù)を調(diào)整するのはありだと思う」など肯定的な意見はごく少數(shù)だった。
臺灣では日本旅行が人気だが、訪日旅行での1人當たりの消費額(2023年)は平均約18萬8000円と外國人観光客全體の中でも韓國、フィリピンに次いで3番目に少ない。旅費を節(jié)約して貧乏旅行で日本を訪れる人も多く、そうした人たちにとって「二重価格」は特に重くのしかかりそうだ。
TVBS新聞網(wǎng)の記事は「円安の影響もあり大勢の外國人観光客が日本に押し寄せている。一部の日本の飲食店は、日本人価格と外國人価格を區(qū)別して設(shè)定しており、物議を醸している。多くの日本人はこうした制度に賛成しているが、一方で外國人旅行者への差別と受け取られるとの懸念の聲も出ている」と報じている。(翻訳?編集/北田)
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