2024年5月29日、中國メディアの極目新聞は、シンガポールで卒業(yè)式を約10日後に控えた中國人留學(xué)生が転落死したと報(bào)じた。

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記事によると、シンガポールで23日朝、建物の1階屋根部分で若い女性が転落死しているのを地域の警備員や清掃員が発見した。死亡したのは20歳の中國人留學(xué)生の李佳軒（リー?ジアシュアン）さんで、12歳だった16年よりシンガポールのカナダインターナショナルスクールに留學(xué)していた。今月には8年間のカリキュラムを終えて卒業(yè)試験にも合格し、6月1日に卒業(yè)する予定で、香港やマカオ、オーストラリアなどの大學(xué)からの選抜結(jié)果を待っていたという。

遺體が見つかった現(xiàn)場は李さんが住んでいた建物の隣にあったが、連絡(luò)を受けて24日に現(xiàn)地入りした李さんの父親は、建物がつながっておらず、居所から飛び降りて隣の建物に転落するのは不可能ではないかと疑問を抱いた。また、李さんが使用していた攜帯電話やノートパソコン、タブレット端末などがなくなっており、発見された際にも攜帯電話や財(cái)布を持っておらず手に現(xiàn)金を握っていたのみだったとして、現(xiàn)地警察に対して監(jiān)視カメラの映像確認(rèn)により転落した原因を調(diào)べるよう要求したものの、警察は積極的に応じていないとのことだ。

父親は李さんが死亡する2日前の21日夜に李さんとビデオ通話をしており、その際は李さんに変わった様子は見られなかったとしたほか、転落する直前の23日午前2時(shí)ごろにも友人と連絡(luò)を取っていたと指摘。李さんのシンガポールでの生活について「完全に適応していた」と語るとともに、すでに卒業(yè)試験や大學(xué)への出願(yuàn)を終えていたことから勉學(xué)上のストレスもなかったはずだとしたほか、プライベートでは同じ學(xué)校の中國人男子學(xué)生と半年以上交際していたと明かした。

李さんの遺體はすでに火葬され、父親とともに故郷の浙江省寧波市に戻ったという。父親は再びシンガポールに赴く予定で「一生のエネルギーを懸けて、理性を保ちながらこの件を処理していく」と語り、現(xiàn)地警察が積極的に捜査を進(jìn)めることを願(yuàn)った。

記事は、李さんが通っていたインターナショナルスクールに本件を問い合わせたところ、対応した職員が「自分は回答する立場にない」とのみコメントしたと伝えている。（翻訳?編集/川尻）