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臺灣人インフルエンサーの「77老大」さんはこのほど、來日して感じた「日本のおもてなし」の変化を紹介した。前ほどには客にへりくだることはなくなったが、臺灣式のサービスでかえって心地よかったという。
フェイスブックやユーチューブへの投稿で人気のある臺灣人インフルエンサーの「77老大」さんはこのほど、來日して感じた「日本のおもてなし」の変化について投稿した。以前ほどには客にへりくだることはなくなったが、臺灣式のサービスに近くなり、かえって心地よかったという。なお中國語の「老大」は「長男」、あるいは「兄貴分、親分」示す言葉で、高齢者を指すとは限らない。77老大さんも投稿を見る限り、20代後半から30代にかけてに見える。
77老大さんによると、臺灣ではすでに、日本での接客が変化したとの評判があった。実際に東京を旅したところ、10年前の來日時とは接客員の態(tài)度が確かに変わったと自分も感じたという。
10年前の日本の接客は、客を徹底的に尊び、接客員はいつも笑顔で客に深々とお辭儀をした。店を離れる際には出入り口まで客を送り屆けた。ただし、そういった接客は「紋切り型」であるようにも感じた。
現(xiàn)在の接客態(tài)度も依然として客にフレンドリーだが、飲食店では決まりきった注文取りや席への案內(nèi)しかしない。客に干渉せず、必要な時だけ客を助けるサービスを提供しているという。
77老大さんは、現(xiàn)在の日本の接客は臺灣式に近く、むしろ心地よく感じると表明した。かつての日本式接客は、自らを余りにも卑下していて、「うそっぽさ」を感じたという。臺灣メディアのYahoo!新聞によると、77老大さんには「人は機械ではありません。小さな居酒屋は五つ星ホテルではありません。従業(yè)員が客との間に上下関係を設定してサービスを遂行する必要はありません」と論じ、客を友として平等かつ友好的に接する方が、客としては誠実さや溫かみを感じて心地よいと主張したこともある。
77老大さんのフェイスブックへの投稿には、日本に滯在した経験がある臺灣人と思われるユーザーからのコメントも集まった。中には、日本では今でも、接客員が理不盡な客をも満足させねばならない風潮があるとの指摘もある。また、新型コロナウイルス感染癥の流行後に日本での接客態(tài)度が変化したのは事実で、「客に怒りを示す従業(yè)員も、一部にはいる。以前と比べてあまりにも劣る」との投稿もあった。
また「77老大さんは観光客であり、金を落とす旦那さまだ。実際に(日本で)生活してみると超冷たい社會であることが分かる」とのコメントも寄せられた。(翻訳?編集/如月隼人)
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