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中國武王墩墓から2000年前の漆器の「弁當(dāng)箱」が発見されました。
中國中部の安徽省淮南市にある武王墩墓の最も東側(cè)にあるひつぎを納める槨室(かくしつ)內(nèi)から、升形に區(qū)切られた箱が2點発見されました。発見されたのは盛り付け用の器として使われた木製の漆器で、中には動物の骨などが大量に殘されています。専門家によりますと、これは現(xiàn)在の食堂などでよく使われる「弁當(dāng)箱」のようなもので、非常に珍しい器だということです。
漆箱は長さ約1メートル、幅約20センチで、深さは約10センチで、仕切りで五つに區(qū)切られています。2000年以上も地下に眠っていたものの、箱に殘された赤い漆の色は依然として鮮やかです。
武王墩墓の考古學(xué)調(diào)査と文物保護プロジェクトの責(zé)任者である張治國氏によりますと、各升にはいくつかの動物の殘留物があり、これまでの鑑定では、ほとんどが魚類で、一部植物の殘留もあるということです。
また、武王墩墓から出土した一部の青銅鼎からも、15種類の動物を含む大量の動植物の殘留物が発見されました??脊艑W(xué)専門家の初歩的推定によると、これらの動植物は青銅鼎の中で煮込まれた後、「弁當(dāng)箱」に分けられた可能性が高いということです。
紹介では、武王墩墓で発見された漆器は木製が多く、長い間、地下水に浸る環(huán)境で保存されたため、木材の細胞に陥沒や変形が生じていることから、いったん発掘され本來の保存環(huán)境から離れると、木材にひび割れや変形、漆の塗裝にしわが出て脫落する恐れがあるため、出土品は掃除?整理した後、水に浸す必要があるということです。
中國の戦國末期の紀(jì)元前241年、楚の國は壽春(現(xiàn)在の安徽省淮南市壽県)に遷都しました。武王墩墓は楚の壽春城遺跡から東15キロのところで発見されました。これまでに発見された規(guī)模が最も大きく、等級が最も高く、構(gòu)造が最も複雑な楚の墓です。(提供/CRI)
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