拡大
香港最後の茶樓と言われる「蓮香樓」に足を踏み入れた。昔ながらの飲茶スタイルそのままに、點心のワゴンが所狹しと回り、熱気に溢れている。
(1 / 8 枚)
湯気立ち上る點心のせいろが次々ワゴンで回ってくる…飲茶(ヤムチャ)と聞いただけで連想されるこんな風(fēng)景も、実は本場香港で消えつつある。注文形式のレストランが増える中、かたくなに昔ながらのスタイルを守り続ける店がある?!干徬銟恰龚Dかつては四大茶樓のひとつと稱されたが、今では香港最後の茶樓と呼ばれるようになった。しかし今も昔も庶民に愛され続けていることに変わりはない。2007年6月14日撮影。
【その他の寫真】
店の1階には「月餅の老舗」の看板どおり、數(shù)多くの伝統(tǒng)菓子が並べられている。2階に足を踏み入れるとそこは熱気溢れる飲茶レストランだ。新聞を片手に食べる人やおしゃべりに花を咲かせる人たちで一杯。今どき珍しく案內(nèi)係がおらず、空席に自由に座ってかまわない。著席するとまずはお茶の種類を?qū)い亭椁?、後は回るワゴンから好きな點心を取って食べる、昔ながらの飲茶スタイルだ。
同店は1889年、清朝光緒帝の時代に今の広東省広州市で創(chuàng)業(yè)、香港で事業(yè)拡大したが、今は唯一セントラルのこの店だけが殘る。従業(yè)員も客層も高齢化がうかがえ、時代の波に取り殘されたかと思われたが、中國返還後の近年は中國から本場飲茶を味わおうと多くの客がやってくるようになったということだ。(翻訳?編集/WF)
ピックアップ
we`re
RecordChina
この記事のコメントを見る