拡大
2024年1月に入り、中國(guó)の複數(shù)の國(guó)産自動(dòng)車ブランドが海外向け輸送能力への投資を拡大し始め、次々と自前の遠(yuǎn)洋輸送船団を編成しています。寫真はBYD初の自動(dòng)車輸出に特化したRO-RO船。
中國(guó)工業(yè)情報(bào)化部がこのほど発表した造船業(yè)のデータによると、中國(guó)の造船市場(chǎng)シェアは14年連続で世界一となっています。2023年は中國(guó)の新造船竣工量、新造船受注量、手持ち工事量などの多くの指標(biāo)が、いずれも國(guó)際市場(chǎng)シェアで世界一を維持しています。新年の開始早々、2024年の船舶工業(yè)には2023年の活況を引き継いだだけでなく、いくつかの新たな変化も見られています。
比亜迪汽車(BYD Auto)のRO-RO船が1月中旬に中國(guó)南部の深セン市で初就航し、新エネルギー車5000臺(tái)以上が歐州に向けて出港しました。これはBYD初の自動(dòng)車輸出に特化したRO-RO船で、全長(zhǎng)は200メートル近く、7000臺(tái)の自動(dòng)車を積載できます。BYD初のRO-RO船が歐州に向かったことで、深セン小漠港も東南アジア?中東?地中海?紅海航路に続く5本目のRO-RO船対外貿(mào)易航路を擁する港となりました。
2024年1月に入り、複數(shù)の國(guó)産自動(dòng)車ブランドが海外向け輸送能力への投資を拡大し始め、次々と自前の遠(yuǎn)洋輸送船団を編成しています。BYDは今後2年間で8隻のRO-RO船の運(yùn)航を開始します。BYDだけでなく、自動(dòng)車の海外輸出向け輸送能力に対する投資をさらに強(qiáng)化するため、奇瑞(Chery)、上海汽車(SAIC)、広州汽車集団有限公司(広汽集団)などの自動(dòng)車メーカーも次々と遠(yuǎn)洋船団を編成しており、自動(dòng)車メーカーは「自主海運(yùn)」の新たな段階に入りつつあります。
國(guó)際市場(chǎng)では、自動(dòng)車用のRO-RO船賃料が高値で推移し続けており、2023年10月には1日當(dāng)たりの賃料が10萬(wàn)ドルを突破したということで、自動(dòng)車メーカーは1臺(tái)の車を中國(guó)から歐州に輸送するために、多額の輸送コストを負(fù)擔(dān)することになります。そのため、中國(guó)の自動(dòng)車輸出量の急増を背景に、膨大な物流コストを下げるため、自動(dòng)車メーカーは自ら船を建造したり購(gòu)入したりして獨(dú)自の遠(yuǎn)洋船団を作り、輸送力の不足と高額な運(yùn)賃の問題を軽減しようとしています。
業(yè)界関係者によると、世界の自動(dòng)車用RO-RO船の受注量は過去2年間で急増し、約200隻が追加発注されましたが、その中で中國(guó)の主要自動(dòng)車メーカーの発注量が約半分を占めています。自動(dòng)車のRO-RO船の建造期間は比較的長(zhǎng)く、1隻の引き渡しに要する期間は平均で15カ月ほどとなっています。そのため、今後數(shù)年間は、中國(guó)製自動(dòng)車用のRO-RO船引き渡しがピークを迎えるものと見られます。(提供/CRI)
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