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5日、第一財経は、中國の輸入車臺數(shù)がこの10年で最低となったことを報じた。
2024年2月5日、中國メディアの第一財経は、中國の輸入車臺數(shù)がこの10年で最低となったことを報じた。
記事は中國乗用車協(xié)會のデータで、昨年中國の輸入自動車が前年比8.9%減の79萬9000臺となり過去10年間で最低だったことが分かったと紹介。2017年の124萬臺から年平均約10%のペースで減少し続けており、昨年は國內(nèi)の高級車市場が比較的好調(diào)だったにもかかわらず減少に歯止めがかからなかったとしたほか、輸入額も3321億3000萬元(約6兆9000萬円)で、前年比5.8%減少したと伝えている。
また、ブランド別では、主に輸入車として中國で販売されている超高級ブランドのほぼすべてが前年比で販売臺數(shù)を減らしたと指摘。ポルシェは世界販売臺數(shù)が同3%増の32萬臺だった一方で中國販売臺數(shù)は同15%減の7萬9283臺と世界で唯一減少したほか、ベントレーは3006臺で同18%減、ランボルギーニも同17%減、フェラーリは同5%減だったとした。
さらに、輸入車の在庫係數(shù)はここ數(shù)年上昇傾向にあり、16?21年の輸入車在庫はおおむね3カ月分前後であったのに対し、22年には4.5カ月、23年には4.9カ月になったと紹介し、同協(xié)會の崔東樹(ツイ?ドンシュー)秘書長が「在庫の増加は輸入車市場の需要減退を反映している」との見解を示したことを伝えた。
記事は一方で、自動車輸入の全體量は年々減少傾向にあるものの、輸入車の単価は上昇しているとも指摘。15年に25萬2100元(約530萬円)だった平均単価が昨年には41萬5700元(約870萬円)になったとし、中國車両輸出入有限公司研究部の何索佳(ホー?スオジア) 氏がその理由について、消費レベルの向上、低価格製品の現(xiàn)地生産化、為替レートの下落の3點を挙げて説明したことを紹介した。
そして崔氏が「新エネルギー車市場の急速な発展により、輸入車ブランドの市場空間が圧縮されている上、輸入車市場には新製品が不足している。今年の輸入車市場は昨年と同水準となることが見込まれ、輸入車100萬臺の時代に戻ることは難しい」と語ったことを伝えている。(翻訳?編集/川尻)
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