「ONE PIECE」グッズのギネス世界記録保持者、香港人コレクターの半生

フライメディア    2024年1月10日(水) 18時(shí)30分

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香港在住のLuffy氏は「ONE PIECE」の大ファン。だが、ただのファンではない?!窸NE PIECEグッズのコレクター」というギネス世界記録を保持する筋金入りのファンなのだ。

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「ONE PIECE(ワンピース)」は1997年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、1999年にテレビアニメ版の放送が始まり、今なお連載が続いている人気漫畫だ。香港在住のLuffy(林兆豐)さんはこの作品の大ファン。だが、ただのファンではない?!窸NE PIECEグッズのコレクター」というギネス世界記録を保持する筋金入りのファンなのだ。

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フライメディアの香港スタッフはLuffyさんのインタビューを敢行。人となりを多くの人に知ってほしいと思い、この記事を書いている。Luffyさんは「ONE PIECE」が大好きで、中でも主人公のモンキー?D?ルフィが好き過ぎて、自ら「Luffy」と名乗るくらいだ。実生活では副船長で、本當(dāng)の船長になるため勉強(qiáng)しているという。

10年以上前から集め続けた「ONE PIECE」グッズは1萬點(diǎn)以上で、數(shù)十萬香港ドル(1香港ドルは約18円)に相當(dāng)する。世界No.1海賊王として、ギネス世界記録に認(rèn)定されたLuffyさんは、PHW OPF船長として、また亡き家族の遺志を継ぐ者として日々活動を続けている。


12、13歳の頃に「ONE PIECE」を読み始めたLuffyさんは現(xiàn)在33歳。いつの間にかこの作品は20年の長きにわたり、彼の人生と共にある。小學(xué)校最後の夏休みのことだった。Luffyさんが航海學(xué)校に進(jìn)學(xué)すると知った親戚が「ONE PIECE」の存在を教えてくれた。Luffyさんの性格がルフィに似ていると思ったからだという。當(dāng)時(shí)の航海學(xué)校は全寮制で、入學(xué)したLuffyさんが家に帰って息抜きできる機(jī)會は少なく、「ONE PIECE」を読みふけった。


「『ONE PIECE』は私の毎日を支え、毎週の學(xué)校生活を耐えるための柱になってくれました。たまの休みに家に帰ると、必ず親と連れ立って出かけていった先で『ONE PIECE』のグッズをねだって買ってもらったのをよく覚えています?!篛NE PIECE』グッズを1點(diǎn)ずつ買い求め、大切に保管するようになったのはその頃からですね。まだ子供でお金を持っていない私にとって、すでに世に出ていた、そしてこれからまだまだ出てくるであろう膨大なグッズを集めるのは夢のまた夢でした。社會人になったら絶対全部買ってやるぞと思っていました」とLuffyさんは振り返る。


また、「航海學(xué)校を卒業(yè)して待望の社會人になったのですが、ちょうどその頃に父を事故で失ってしまいました。悲しみのあまり世界がどうでもよく思え、気力を失いかけました。でも『ONE PIECE』のおかげで、私の心の中に父が生きている限り、父はまだここにいるのだと信じ、立ち直ることができました。私は『ONE PIECE』の漫畫を改めて読み直し、あれ以來、何かにつまずきそうになるたびに読み返すことにしています。どんなときでも前を向こうという勵(lì)みになるからです」と話した。


Luffyさんは「ONE PIECE」をこよなく愛し、漫畫の中で表現(xiàn)されているルフィの信念を現(xiàn)実の世界に表したいという願いからコスプレを始めた。そして、麥わら帽子を被ってコスプレする仲間を大勢得ることができた。今ではそんな麥わらたちと家族のような関係を続けている。


家族には家が必要だと考えたLuffyさんは倉庫を借りた?!负Y\ハウス」と呼ぶその倉庫は家族の集まる場所であると同時(shí)に、収集を重ねてきた數(shù)多くのコレクションを保管し、展示する場所にもなっている。

「妻と出會った頃、そろそろ倉庫を大きな場所に移さないといけないと思うと同時(shí)に、これだけのコレクションの數(shù)だから世界記録に挑戦できるんじゃないか、『ONE PIECE』の作者に私のことを知ってもらうことはできないか、などと考えていました。一番仲のいい友人のGerundは僕をずっと支えてくれて、どんなにお金がないときでも、どんなに大変なことがあっても、ギネス世界記録を目指すための倉庫を完成させるのを手伝ってくれました」と話す。


「世界記録への挑戦は、正直途中で諦めたいぐらい大変で、とても疲れました。それに、世界記録を目指す過程で、私の人生でとても殘念なことが起きてしまいました。急に體調(diào)を崩したGerundが突然旅立ってしまったのです。ずっと一緒にいろんなことをやろうと誓っていたのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう」


「Gerundの葬儀の日に彼の母親は私に言いました。あなたにとても感謝している、と。テレビで世界記録について語るGerundは『Luffyのことだけどね、あいつもいつか同じように世界記録を達(dá)成するよ!』と話してくれていました。ところが當(dāng)時(shí)の私はあまりにも怠惰で、Gerundが生きているうちに審査の申請さえしていなかったのです。これではいけないと強(qiáng)く思いました」


「ギネスの世界記録を認(rèn)められた今、支えてくれた妻に感謝するのはもちろん、この栄譽(yù)をGerundと共有したいと思っています」

2年前、Luffyさんには息子ができた。自分は努力がまだまだ足りていないと顧みる彼は、一歩踏み出して夢を葉える姿を息子に見せたいという。現(xiàn)在、船舶免許を取得して“本當(dāng)の船長”になるべく、頑張っている。


Luffyさんは「尾田先生がどんな思いで『ONE PIECE』を創(chuàng)られたのかはわかりません。でも私は 『ONE PIECE』のおかげで、夢に向かって突き進(jìn)む意欲、やり抜く強(qiáng)い意志を得て、未來への希望をつなぐことができています。だから『ONE PIECE』を創(chuàng)ってくださった尾田先生には本當(dāng)に感謝しています」と話した。

また、「まだ『ONE PIECE』を描かれる前に出版された短編集に収録されているインタビューで、尾田先生は4歳の時(shí)に漫畫家になろうと決意したと読みました。その通りに立派な漫畫家になってらっしゃいます。夢をかなえるのは容易ではありません。ですが、諦めてしまえば何もなくなってしまいます。私はファンとして、先生を一生応援していきたいと思っています」と述べた。

「ONE PIECE」は、Luffyさんの人生を変えたのだ。(提供/フライメディア)


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