中國(guó)國(guó)営中央テレビ（CCTV）でこのほど放送された反腐敗特番によると、サッカー元中國(guó)代表監(jiān)督の李鉄（リー?ティエ）氏は、代表監(jiān)督に就くために300萬元（約6000萬円）を贈(zèng)賄したという。

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番組によると、李氏は2019年、監(jiān)督を務(wù)めていた武漢卓爾クラブに働きかけ、中國(guó)サッカー協(xié)會(huì)の會(huì)長(zhǎng)だった陳戌源（チェン?シューユエン）氏への賄賂として200萬元を出させたほか、大きな発言権を持っていたサッカー協(xié)會(huì)秘書長(zhǎng)の劉奕（リウ?イー）氏にも自ら100萬元の賄賂を渡したという。

李氏は現(xiàn)役時(shí)代、中國(guó)代表の中心選手として02年のワールドカップ（W杯）日韓大會(huì)に出場(chǎng)。イングランド?プレミアリーグのエバートンやシェフィールド?ユナイテッドなどでもプレーした。引退後は、中國(guó)リーグの広州恒大や中國(guó)代表でアシスタントコーチを務(wù)め、中國(guó)代表を率いていたマルチェロ?リッピ監(jiān)督が辭任すると暫定監(jiān)督として指揮を執(zhí)り、20年1月に監(jiān)督に就任。W杯カタール大會(huì)のアジア最終予選途中の21年12月に辭任した。

李氏は22年11月、「重大な法律違反」の疑いで汚職摘発機(jī)関の調(diào)査を受け、23年8月に湖北省の検察當(dāng)局により贈(zèng)収賄などの罪で起訴された。

李氏はCCTVの番組で「とても後悔している。正しい道をしっかり歩むべきだった」と反省の弁を述べた。（翻訳?編集/柳川）