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臺灣メディアの三立新聞網(wǎng)は12日、臺灣人が中國に行かない理由に中國人も納得していると報じた。寫真は紫禁城。
臺灣メディアの三立新聞網(wǎng)は12日、臺灣人が中國に行かない理由に中國人も納得していると報じた。
記事は、「コロナ収束後、人々は海外旅行に出かけるようになり、中でも臺灣人が最も好む國は日本だ。言葉こそ通じないが、多くの人は日本を個人旅行で訪れている」とする一方、「臺灣人はなぜ中國に行かないのかという議論は以前から交わされていた」とし、その原因をまとめたものが中國のネット上で話題になっていると伝えた。
記事によると、中國のSNS?微博(ウェイボー)でこのほど、臺灣のネット掲示板?PTTの「なぜみんなは対岸(中國本土)に行かないのか」とのスレッドを紹介する投稿があった。投稿主の中國人ユーザーは「これを見た時、私はすぐに政治的な緊張が原因だと思っていた」とつづったが実際はそうではなかった。
PTTユーザーが挙げていたのは「何でもかんでも中國本土の攜帯番號とひも付けないといけない。(そうでないと)電子決済も使えず、不便すぎる」「臺胞證(臺灣居民來往大陸通行証)の手続きが面倒」「グーグルマップが使えないから」「タクシーの配車や出前など、中國用のアプリを新たにダウンロードしないといけない」「ホテルの宿泊が面倒(制限や各種の登録)」「有名観光地のぼったくりがひどい」「通信系のアプリが使えない」など。
微博の投稿主は「彼ら(臺灣のネットユーザー)が政治問題に言及していたのはほんのわずかで、市民の不親切さに言及したコメントは皆無だった。一番多かったのは攜帯電話番號と各種サービスがひも付けられていることだった」と驚きを示した。
中國の多くのネットユーザーは臺灣のネットユーザーの意見に納得しているようで、「中國の旅行體験は確かに褒められたものではない。素晴らしい自然があるのに殘念」「中國に來る外國人観光客が減少しているのも同じ理由だろう」「臺灣人だけでなく、外から中國本土に來る全ての人にとって面倒。すべてのサービスが実名制」「逆に私たちが海外に行くのも不便が多い」などの聲が上がった。
また、海外在住の中國人からは「実際そうだ。先月帰國して空港のWi-Fiが使えると思ったら認(rèn)証コードを取得できなかった」「確かにそう。今では攜帯電話に決済アプリや移動アプリをひも付けないとどこにも行けない」といった聲が上がり、中には「海外から來た人どころか、住んでいるわれわれも何でもかんでもひも付けることにうんざりだ」とのコメントも書き込まれていたという。(翻訳?編集/北田)
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