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7日、華字メディアの日本華僑報網(wǎng)は、「手當もないのになぜ忘年會に行かなければいけないのか!」と題し、日本の若者の忘年會への意識についてつづった文章を掲載した。
2023年12月7日、華字メディアの日本華僑報網(wǎng)は、「手當もないのになぜ忘年會に行かなければいけないのか!」と題し、日本の若者の忘年會への意識についてつづった文章を掲載した。
文章は、新型コロナ関連規(guī)制が解除された日本では今年の年末に「今年こそ忘年會復活だ」と興奮を抑えきれない人がいる一方で、近年入社した若手社員たちは會社の忘年會にあまり興味を示さないどころか、多くの人が「忘年會參加は殘業(yè)であり、會社から手當が出ないのはおかしい」と疑問を提起していると伝えた。
その上で、忘年會は懇親會の性質(zhì)を持ち、親睦やコミュニケーションを深める機會であるものの、専門家は「忘年會が上司によって企畫されたものであれば、業(yè)務命令の可能性が高く、時間外労働の性質(zhì)を持つため、従業(yè)員は會社に手當を求める権利がある」と回答したと紹介。昨今、日本企業(yè)は法的な問題に細心の注意を払っているため、一部企業(yè)で忘年會のお知らせに「業(yè)務外」という特別な文言を添えたところ、業(yè)務外ということで參加しない社員が増えたとし、東京商工リサーチが今年10月に行った調(diào)査では、半數(shù)近くの企業(yè)が參加者不足により忘年會を開く予定がないと回答したことが明らかになったと伝えた。
一方で、先輩とのコミュニケーションを取ったり、上司の機嫌を取って良い評価をもらい昇進や昇給につなげたりする機會と捉え、會社の忘年會に參加したい若手社員もたくさんいると指摘。「彼らにとって忘年會の不開催は、そのような場を失うことになる」としている。
文章は、「日本企業(yè)が忘年會を開催しなくなったら、失うものがあるのではないかと危懼している。かつて、特にバブル経済以前の日本企業(yè)は部下のミスについて上司が責任を取る一方で、部下を厳しく叱責することが一般的だった。忘年會は、身分の上下を問わず、誰もが騒ぎ、不満をぶちまける場として欠かせない存在で、実はこれは日本企業(yè)の生産方式において相互協(xié)力をより円滑にするという重要なものだったのだ」との見解を示した。
そして、近年日本企業(yè)は個人業(yè)績重視の米國式システムの導入を進めた結(jié)果、集団協(xié)働の基盤が弱體化して競爭優(yōu)位性が徐々に失われる狀況を招いたと主張。「忘年會を拒否する日本人が増えているのも、集団社會がさらに崩壊し、個人社會が深化していることの表れなのだ」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/川尻)
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