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コロナ禍後に訪中客數(shù)が戻らないことについて、中國政府系メディアの経済日報は「主要な観光地の入場予約制やモバイル決済など外國人にとっての不便さが、外客の訪中を敬遠させる要因になっている」と報じている。
香港ニュースポータル「香港01」の6日付記事によると、コロナ禍後に訪中客數(shù)が戻らないことについて、中國政府系メディアの経済日報は「主要な観光地の入場予約制、コロナの影響による英語のできるサービススタッフの大量流出、モバイル決済など外國人にとっての不便さが、外客の訪中を敬遠させる要因になっている」と報じている。
経済日報の記事によると、中國では今年、中國人による國內(nèi)旅行や海外旅行が急回復したのに比べ、インバウンド客の回復速度ははるかに及ばない。今年上半期の全國の旅行會社のインバウンド客數(shù)は延べ47萬7800人にとどまり、コロナ禍前の2019年上半期の856萬1600人を大きく下回った。
その原因について、記事は「國內(nèi)の主要な観光地の多くが入場予約制を採用しているが、手続き方法やインターフェイスがそれぞれ異なることが外國人を煩わせている」と伝えた。
また「もう一つの大きな問題が、コロナの影響による英語のできるサービススタッフの大量流出だ」と指摘。桂林のあるツアーガイドの話として「4つ星や5つ星のホテルにはもともと英語を話すサービススタッフがいたが、コロナ禍3年間で多くの人が転職してしまった」と伝えた。
さらに「微信支付(ウィーチャットペイ)や支付寶(アリペイ)などのモバイル決済、オンラインチケット予約やシェア自転車は(中國人に)多くの利便性をもたらしたが、外國人観光客にとっては逆に『障壁』になっている」とも指摘。北京聯(lián)合大學旅遊學院教授の話として「これらの障壁を取り除き、外國人客も(中國人客と)同様に利便性を享受できるようにする必要がある」と伝えた。(翻訳?編集/柳川)
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