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12日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國にある「貓が暮らす島」について「永遠の天國ではない」としてその現(xiàn)狀を紹介する記事を掲載した。資料寫真。
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2023年11月12日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國にある「貓が暮らす島」について「永遠の天國ではない」としてその現(xiàn)狀を紹介する記事を掲載した。
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記事は、江蘇省蘇州市の県級市?太倉に多くの貓が暮らす島があると紹介。のどかで平和なイメージを受けるものの、その背景には法律で十分に罰せられない動物虐待、地下の貓肉加工組織、そして動物愛護活動家たちの苦しい戦いがあるとした。そして、動物愛護団體のデータとして広東省、広西チワン族自治區(qū)などの違法市場で、毎年推定400萬匹の貓が食用として屠殺されていると伝えた。
その上で、愛貓が行方不明になった上海市の女性、韓佳麗(ハン?ジアリー)さんが數週間かけて中國の貓肉業(yè)者を追跡し、上海周辺の都市部の野良貓や屋外のペットを「獲物」にしたサプライチェーンを突き止めたと紹介。貓たちが運び込まれていた広東省の薄汚い加工工場では、皮を剝がされた貓の死骸が木箱や毛皮の袋に山積みになっていたほか、現(xiàn)地の飲食店が公然と貓の肉を売り、悪徳業(yè)者が羊肉やウサギ肉と偽って貓の肉を販売していたと伝えた。
また、先月には韓さんらが警察とともに上海近郊の同省蘇州市の県級市?張家港市で違法販売目的で集められた貓800匹ほどを積んだトラックを発見し、貓たちは上海から車で1時間のところにある太倉の湖に浮かぶ島の救護ステーションに運ばれたとした。そして、ステーションの責任者の話として、救助された貓の多くは過密な狀態(tài)で保管されていたため足がつぶれており、病原菌も急速に拡散していたと紹介。ボランティアが病気の貓の隔離や、健康な貓のワクチン接種や去勢手術の手配などに追われたとしている。
さらに、ステーションの運営が管理者たちのポケットマネーで賄われており、社會的不信感を生むことを避けるために大々的な募金キャンペーンを行っておらず、美品や食料の寄付のみを受け付けていると伝えるとともに、管理者が「報道を見て多くの動物愛好家から援助が寄せられたことに感動したが、個人や少數グループに保護動物の管理を頼るのは非現(xiàn)実的。國は法整備を推し進めなければならない」と語ったことを伝えた。
記事は、中國では屋外で自由に歩き回るペットを捕獲することは竊盜とはみなされず、貓肉は食べることは法律で禁止されているものの、違反者は食品の安全上で罰金が科されるのみで動物虐待で罰せられることはないと指摘。活動家のみならず政府系メディアの専門家でさえ「既存の野生動物や家畜の保護規(guī)制の抜け穴をふさぐため、動物虐待法を制定すべき」との呼び掛けを強めているとした。(翻訳?編集/川尻)
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