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獨ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは14日、「中國は危機にひんしているが、共産主義支配は揺るがない」とするスイスのドイツ語紙、ノイエ?チュルヒャー?ツァイトゥングの論評を取り上げた。
獨ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは14日、「中國は危機にひんしているが、共産主義支配は揺るがない」とするスイスのドイツ語紙、ノイエ?チュルヒャー?ツァイトゥングの論評を取り上げた。
論評によると、中國では景気の冷え込みを受け、「政治的自由の代わりに経済的繁栄を得る」という中國共産黨と國民の間の暗黙の了解が崩壊しつつあるとの聲も多い。しかし、習近平(シー?ジンピン)國家主席の統(tǒng)治基盤は実際にははるかに強固だ。
中國はピークを過ぎ、衰退期に入っていると主張する聲が海外でますます増えている。しかし、それは性急な判斷だ。
この國は、経済崩壊に直面しているわけでも、景気後退や金融危機が目前に迫っているわけでもなく、成長の鈍化が予想されているにすぎない。
政治的衰退を示すものもない。どの政権も永遠に権力を維持し続けることはあり得ないが、70年余りにわたって中國を統(tǒng)治してきた中國共産黨は、経済成長の鈍化と信頼の危機の両方を乗り越えることができる。その安定した権力基盤は、革命の歴史を持つ獨裁政治の回復力、適応能力、疑う余地のないパフォーマンス、そして洗練された抑圧システムで構成されている。
中國共産黨は文化大革命という致命的な間違いから學び、修正した。改革開放政策の成功により、世界第2の経済大國となり、巨大な中間所得層が臺頭した。中國共産黨は多くの政治運動を経験し、改革開放が政治変革をもたらさず、むしろ権力基盤をさらに強固なものにする十分な能力を政府に備えさせた。
中國は國民を監(jiān)視する技術を急速に進歩させ、ハイテク獨裁政権を作り上げた。國民には多くの自由があるが、それは一定の範囲にとどまる。抑圧機構は時には巧妙に、時には殘忍に行動を起こす。
習氏が、在任期間中に課題が増大する中、自由と改革を脇に置き、安全保障機構の拡大を支持したことは、経済にダメージを與え、構造的な問題と併せて現在の停滯の原因の一部となっている。しかし、黨が適応能力を失ったことを意味するわけではない。習氏は驚くべき方針転換でゼロコロナ政策を終了させた。
中國は巨大な経済的困難に直面している。不動産市場の危機、若者の高い失業(yè)率、地方政府の借金は、國家指導部にとって政治的リスクとなっている。しかし、このことから衰退していると結論付けるのは言い過ぎだろう。中國衰退論は、2000年代に入ってから國際的な議論に定期的に現れるようになったが、それが誤りであることは常に証明されてきた。中國経済が危機に陥った今、こうした論調は再び活況を呈している。それはある種の満足感が得られる奇妙な希望的観測だ。中國が失敗すれば、世界的な影響が及ぶだろう。中國の衰退に賭けない方が賢明だ。われわれは引き続き、強い中國に期待しなければならない。(翻訳?編集/柳川)
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