2023年9月24日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、中國(guó)によるアフリカ向けの融資規(guī)模が急速に縮小しており、融資額がこの20年で最低水準(zhǔn)になったと報(bào)じた。

記事は、ボストン大學(xué)グローバル開(kāi)発政策センターの「グローバル?チャイナ?イニシアチブ」が発表した最新の調(diào)査で、昨年の中國(guó)による対アフリカ融資額が10億ドル（約1480億円）を下回って過(guò)去20年間で最低水準(zhǔn)となったことが分かり、同センターが「この研究は、中國(guó)が數(shù)十年続けてきたアフリカ大陸におけるインフラブームから脫卻しつつあることを浮き彫りにしている」と論じたことを紹介した。

そして、アフリカが中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席が2013年に始めた「一帯一路」構(gòu)想の焦點(diǎn)となっており、ボストン大學(xué)の調(diào)査によると2000年から22年までに中國(guó)がアフリカに1700億ドル（約25兆円）の融資を行ったと推定される一方、融資規(guī)模は16年にピークを迎えた後急速に減少し始めており、昨年合意に至った融資案件は9件、融資総額は9億9400萬(wàn)ドル（約1480億円）で、04年以來(lái)の低水準(zhǔn)にとどまったと伝えている。

中國(guó)の対アフリカ融資が急速に縮小している理由について記事は、アフリカ諸國(guó)の債務(wù)負(fù)擔(dān)の深刻化と中國(guó)経済の悪化の2點(diǎn)を指摘。中國(guó)による対アフリカ諸國(guó)インフラプロジェクトをめぐって歐米の専門(mén)家の間で「中國(guó)が貧しい國(guó)々に持続不可能な債務(wù)負(fù)擔(dān)を負(fù)わせている」と論じられてきた中で、20年に東アフリカのザンビアが債務(wù)不履行に陥り、ガーナ、ケニア、エチオピアといった國(guó)々もまた債務(wù)の泥沼に苦しんでいるとした。

また、中國(guó)も不動(dòng)産市場(chǎng)の低迷、不安定な人民元為替レート、世界的な中國(guó)製品需要の低下など多くの問(wèn)題を抱えているとし、これまでアフリカ向け融資の大部分を擔(dān)ってきた中國(guó)開(kāi)発銀行と中國(guó)輸出入銀行が戦略を転換し、國(guó)內(nèi)の成長(zhǎng)サポートを重視するとともに、海外向け融資も自國(guó)に近い市場(chǎng)に向けるようになったと伝えた。

記事はその上で「融資額の減少は必ずしも中國(guó)のアフリカへの関與の終わりを意味するものではない」とし、 中國(guó)のアフリカ向け支援や「一帯一路」構(gòu)想が従來(lái)のインフラ建設(shè)重視から質(zhì)の高さや環(huán)境への配慮といった點(diǎn)を強(qiáng)調(diào)するようになったことの表れであるとの見(jiàn)方を示している。（翻訳?編集/川尻）