東京電力福島第一原発の処理水が海洋放出されて以來、韓國では不安が広がり、攜帯用の放射線測定器で水産物の放射線値を計測する人も見られるという。こうした狀況を受け、韓國?SBSは18日、攜帯用放射線測定器での計測に実際どれだけ正確性があるのかを調(diào)査し、その結(jié)果を報じた。

報道は、先ごろ在日中國人でインフルエンサーの男性が東京の高級すし店で出されるすし全ての放射線値を計測していく動畫が話題となったことに言及。韓國でも簡易測定器を購入したり購入を迷っている人が多く、測定器販売業(yè)者も急増しているといい、韓國標準科學(xué)研究院の協(xié)力を得て簡易測定器を使った実験を行い、結(jié)果を伝えている。

実験によると、水にセシウムを溶かして韓國內(nèi)の食品基準値である「1キロ當たり100ベクレル」のサンプルを作り簡易測定器で計測すると、「毎時0．21μSv（マイクロシーベルト）と表示された。何もない空気中で測定した結(jié)果は「毎時0．20μSv」で、ほぼ同水準だった。他の簡易測定器を使った場合も、二つの測定値に違いはなかった?；鶞蕚帳?00倍に當たる「1キロ當たり1萬ベクレル」のサンプルを測定した結(jié)果は「毎時0．32μSv」で、「僅か0．11ポイントの上昇」にとどまった。0.3μSvは「飛行機移動での放射線被ばく量の10分の1程度」だという。

これについて報道は、食品基準値の単位は1秒當たりの放射性物質(zhì)の量を表す「ベクレル（Bq）」だが、簡易測定器の単位は人體への影響を數(shù)値化した「μSv」のため、隔たりが生じると指摘している。食品醫(yī)薬品安全処と関係機関では、食品を粉砕してサンプルを作り、ゲルマニウム半導(dǎo)體を利用した裝備で、正確な測定を行っているという。また、処理水に含まれるトリチウム（三重水素）から放出されるβ線は透過力が弱いため、簡易測定器では測定が不可能だという。

最後に報道は「放射能に対する漠然とした不安感から、簡易測定器を購入する必要はない」というのが、専門家たちの共通した意見だと伝えている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「つまり、一般人は食品の放射線量を測定する機器を手に入れる方法がないってことか。一日も早く処理水の放出を止めさせ、放射能のない海を維持することが何よりの安全というわけだね」「放射性物質(zhì)がないというわけじゃなく、たくさんあったとしても、簡易測定器では検出でいないということだ」「いろんな業(yè)者がこういう測定器でチェックして安全ですと言ってたのは、國民をなめた詐欺だったってことか」「『放射線量測定済み』をうたって販売されている水産物は信用できないな。公に確実な認証システムを設(shè)けてほしい」などの聲が寄せられている。

また、「すすぎきれず皿に殘った洗剤の成分の方が體に悪いぞ」「食堂のトゥッペギ（1人用の土鍋）はきれいに洗われているか？。中國産キムチや中國産トウガラシは安全か？。疲れる生き方をしている人が多いんだな」「レントゲンを1回撮るほうが放射線量はずっと多いだろう。コロナの時はこまめに手を洗っていたのに、最近はそんな人もいない。食べたい物を食べればいいのに、ばかばかしい。放射能だ何だと騒いでも、みんな健康な生活なんてしてないだろ」といったコメントも見られた。（翻訳?編集/麻江）