2023年9月17日、澎湃新聞は韓國(guó)の國(guó)産映畫業(yè)界が崩壊の危機(jī)に瀕していると報(bào)じた。

記事は、韓國(guó)映畫「犯罪都市3」が6月3日、公開4日間で300萬(wàn)人以上の観客を動(dòng)員して今年に入って初めて利益が出た韓國(guó)國(guó)産映畫作品となったと紹介。8月11日には「密輸」も損益分岐點(diǎn)を通過したものの、今年に入って黒字になった韓國(guó)國(guó)産映畫作品はこの2作品にとどまっており、業(yè)界の士気が高まらずに年內(nèi)や來年の國(guó)産映畫の見通しも暗いのではないかという悲観的な見方が広がっていることを伝えた。

また、韓國(guó)の大手映畫投資?配給會(huì)社の一つであるCJエンターテインメントは、今年1?6月期に計(jì)約800億ウォン（約90億円）の損失が出る悲慘な経営狀況であると指摘。韓國(guó)で映畫館ブランドも所有するロッテも韓國(guó)映畫への先行きを楽観視しておらず、幹部が「韓國(guó)映畫は現(xiàn)在、大きな危機(jī)に直面している」と語(yǔ)ったことを紹介した。

その上で、韓國(guó)の國(guó)産映畫市場(chǎng)は13年ごろから活気に満ち、あらゆる作品が競(jìng)い合っていたとして、さまざまな新しいジャンルが開拓されていくとともに、年間で國(guó)産映畫の43％が利益を上げていたと紹介。その後も拡大を続け、17年には製作本數(shù)が前年比40本以上増の483本に達(dá)した一方で「その時(shí)にはすでに危機(jī)が始まっていた」と指摘した。

さらに、20年からの新型コロナが映畫館の収益に大きな打撃を與え、映畫館が回復(fù)のためにチケット価格を引き上げざるを得なくなったと解説。その結(jié)果映畫鑑賞は「ぜいたく消費(fèi)」となり、多くの市民がより費(fèi)用対効果の高い動(dòng)畫配信サービスのネットフリックスを使用するようになり、映畫館離れが加速したとしている。そして、俳優(yōu)や制作関係者も待遇が良いネット配信作品に力を入れるようになったとした上で「食べていくことやビジネスの観點(diǎn)からすれば間違った動(dòng)きではないが、國(guó)産映畫界にとっては長(zhǎng)期的に見れば発展が阻害されている。ネットフリックスの成功は韓國(guó)の國(guó)産映畫産業(yè)の発展にはつながらず、本土市場(chǎng)に人材の空洞化を引き起こして沒落を加速させることになるだろう」と評(píng)したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）